構成設定オプション メンバ CICSOPTS が拡張され、以下のオプションの追加が行われました。
このオプションは、必要に応じ CICS アドレス空間に対する MEMLIMIT 値を動的に調節します。
CA SYSVIEW for CICS Data Collector を使用した CICS 領域のモニタで使用されるストレージのほとんどは、64 ビット ストレージにあります。 CA SYSVIEW は、使用するために 64 ビット ストレージのブロックを割り当てて、それらのブロックを内部で管理します。
EXEC ステートメントの MEMLIMIT= パラメータは、アドレス空間に使用可能なストレージの量を制御します。
CA SYSVIEW は、MEMLIMIT= パラメータが指定されており、16X 未満である場合、ストレージの量が CICS または既存のアプリケーションに対して使用されると仮定します。
したがって、CA SYSVIEW が 64 ビット ストレージを割り当てる場合、MEMLIMIT 値は動的に調節されます。 この調整により、既存のアプリケーションによって影響をうけたりストレージが予期せず使用されるのが回避されます。
デフォルト: Yes
Change: このオプションは CICSOPTS parmlib メンバを使用した初期化中にのみ設定できます。
有効な値は以下のとおりです。
No が指定される場合、現在指定されている MEMLIMIT 値を 1 GB だけ増やすことが推奨されます。
関連オプション: GRANDE-STORAGE-SIZE-LIMIT
CA SYSVIEW for CICS Data Collector を使用した CICS 領域のモニタで使用されるストレージのほとんどは、64 ビット ストレージにあります。 CA SYSVIEW は、使用するために 64 ビット ストレージのブロックを割り当てて、それらのブロックを内部で管理します。
CA SYSVIEW が CICS アドレス空間内に割り当てる 64 ビット ストレージの量は、通常 32 MB 以下です。
このオプションは、SYSVIEW が CICS アドレス空間内で割り当てることができる、64 ビット ストレージの最大数を制御します。
有効な値は以下の通りです。
デフォルト: 1 GB
Change: このオプションは CICSOPTS parmlib メンバを通じた初期化中にのみ設定できます。
関連オプション:
トランザクションが統計平均から除外されることなく持つことができる最大のライフタイムを指定します。 指定された値より大きなライフタイム値を持つトランザクションは、データが歪曲しないように統計平均から除外されます。
CA SYSVIEW は、除外されたトランザクションの数をモニタし、CPU 時間やライフタイムなどの値の平均を迂回します。
この平均は、しきい値処理からのトランザクションを除外しません。
有効な値は以下の通りです。
デフォルト: 00:00:00
Change: このオプションは CICSOPTS parmlib メンバを通じた初期化中にのみ設定できます。
注: Release 13.9 以前のデフォルトは 00:01:00 でした。
CICS データ コレクタは、トランザクションによって行われた DB2 リクエストに関する詳細情報をモニタし収集できます。
以下のセグメント キーの一意の組み合わせにより DB2 リクエストを収集できます。
DB2 リクエストを行う長時間実行トランザクションは、多くの一意のセグメント キーを作成できます。 キーが多いとパフォーマンスに悪い影響を及ぼす可能性があります。 この理由から、一意のセグメント キーの数を制御できます。
セグメント制限に到達している場合、データは失われません。 別の一般的なセグメントが作成されます。
以下の関連オプションが必要です。
デフォルト: 100
Change: このオプションは CCONFIG または CICSSET コマンドによって初期化後に変更できます。
有効な値は以下のとおりです。
リリース 13.9 以前:
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