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手順 6: (オプション) IMS オプション用のログ ストリームの定義(INST0045)

この手順は CA SYSVIEW Option for IMS を実行している場合にのみ必要です。

この手順では、IMS トランザクション データ ロガーによって作成されるレコードを含めるログ ストリームのセットを定義します。

IMS トランザクション データ ロガーは、CA SYSVIEW メイン アドレス空間内で実行されるタスクを通じてログ記録されるレコードを作成します。 複数の IMS ロガーが実行されている場合、各ロガーはログを共有することも、専用に定義された特定のログ ストリームを持つことも可能です。

注: 複数のロガーおよびタイプでログ ストリームを共有できます。 ただし、IMS トランザクション ログ レコードが含まれるログ ストリームの共有はお勧めしません。 このログのデータ ボリュームは、他のログ タイプより大きくなります。

IMS オプション用のログ ストリームの定義方法

  1. この手順の後に示される例に従って、ログ ストリームを指定します。

    ログ ストリームには以下の命名規則をお勧めします。

    ssidrrm.IMSLOGR.IMRS.smfi
    
    ssidrrm.IMSLOGR.IMTR.smfi
    

    または

    ssidrrm.IMSssid.IMRS.smfi
    
    ssidrrm.IMSssid.IMTR.smfi
    
    ssid

    SYSVIEW サブシステム ID を指定します

    rrm

    リリース番号を指定します

    IMS

    IMS ロガー名を指定します

    ssid

    IMS サブシステムを指定します

    IMRS

    IMS 領域サマリ レコードのログ データ タイプを指定します

    IMTR

    IMS トランザクションのログ データ タイプを指定します

    smfi

    SMF ID を指定します

  2. 定義されたログ ストリームの名前を以下の parmlib メンバ内で指定します。
    IMSLOGR

    IMS データ ロガー機能のデフォルト構成オプションを提供します。

    LOGSTREAM-IMSREGN-NAME   logstream.name
    
    LOGSTREAM-IMSTRAN-NAME   logstream.name
    

    ログ ストリームを使用する予定がないか、まだ定義されていない場合は、オプションの値を「NONE」に適宜設定してください。

    LOGSTREAM-IMSREGN-NAME   NONE
    
    LOGSTREAM-IMSTRAN-NAME   NONE
    
    LGLOOKUP

    このメンバ内で定義されているログ名をログ ストリーム名と関連付けます。

    Sysname  Logname......... LogStream-Name
    Sysname  IMSLOGR.IMRS     logstream.name
    Sysname  IMSLOGR.IMTR     logstream.name
    

    または

    Sysname  IMSssid.IMRS     logstream.name 
    Sysname  IMSssid.IMTR     logstream.name 
    
  3. INST0045 ジョブをサブミットします。

    IMS オプション用のログ ストリームが定義され、収集されたデータがオンラインで表示できます。

例: IMRS ログ ストリームの定義

IMS 領域サマリ データ ストリーム ログの例を示します。

DATA TYPE(LOGR) REPORT(NO)

DEFINE LOGSTREAM
          NAME(GSVX130.IMSLOGR.IMRS.smfi)
          AUTODELETE(YES)
          DASDONLY(YES)
          DESCRIPTION(IMS_RSUMLOG)
          DIAG(NO)
          EHLQ(LOGGER)
          HIGHOFFLOAD(70)
          LOWOFFLOAD(0)
          LS_SIZE(1000)
          MAXBUFSIZE(32767)
          MODEL(NO)
          OFFLOADRECALL(YES)
          RETPD(14)
          STG_SIZE(750)

例: IMTR ログ ストリームの定義

IMS トランザクション データ ログ ストリームの例を示します。

DATA TYPE(LOGR) REPORT(NO)

DEFINE LOGSTREAM
          NAME(GSVX130.IMSLOGR.IMTR.smfi)
          AUTODELETE(YES)
          DASDONLY(YES)
          DESCRIPTION(IMS_TRANLOG)
          DIAG(NO)
          EHLQ(LOGGER)
          HIGHOFFLOAD(70)
          LOWOFFLOAD(0)
          LS_SIZE(5000)
          MAXBUFSIZE(32767)
          MODEL(NO)
          OFFLOADRECALL(YES)
          RETPD(5)
          STG_SIZE(4000)