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リンク障害の確認

接続された領域間の特定のリンクで障害が発生した場合、そのリンク経由でモニタされていたリソースは UNKNOWN 状態になります。 障害が発生したリンクが多数のリソースに影響を及ぼし、モニタがリンク障害エラー状態でいっぱいになってしまう可能性があります。 ACKLNKFAIL コマンドを使用して、その障害の発生を認知し、ほかのリソースを適切にモニタできるように、障害の影響を受けているリソースをステータス モニタからクリアします。 影響を受けているリソースは、リンクの回復時に再表示されます。

リンク障害の確認方法

  1. [モニタ]パネルのプロンプトから「ACKLNKFAIL」と入力し、Enter キーを押します。

    [ACKLNKFAIL コマンドの実行]パネルが表示されます。

    このパネルには、ユーザの領域に接続されている領域のリストが表示されます。 このパネルでは、リスト内の各領域ごとに、アクセス方式制御ブロック(ACB)の名前とその領域でアクティブ状態にあるシステム イメージが示されます。

  2. 障害が発生したリンクに影響される領域の横に「S」と入力し、Enter キーを押します。

    確認パネルが表示されます。

  3. [応答]フィールドで「CONFIRM」と入力し Enter キーを押して、コマンドを実行します。

    [モニタ]パネルが表示され、選択した領域の制御下にあるリソースが、モニタ対象のリソース リストから削除されます。