Mainframe 2.0 には、以下のような主要機能があります。
ブラウザ ベースの UI によって配布される z/OS ベースの共通の Web アプリケーションを使用して、ソフトウェアの取得、インストール、および展開を簡易化する各機能が提供されます。 CA MSM には以下のようなサービスがあります。
製品ベースのインストール パッケージや PTF (プログラム一時修正)など、メインフレームの製品およびサービスの取得を簡単に行うことができます。 このサービスは、ユーザのシステムで利用可能な製品のインベントリを CA サポートと統合して、ソフトウェアおよび修正プログラムのの管理およびユーザ システムへのダウンロードを統一された環境で行うことができます。
駆動システムのソフトウェア インベントリへのメインフレーム製品のインストールおよびメンテナンスを簡単に行うことができます。 このサービスでは、Web インターフェースを使用してソフトウェア インベントリの参照および管理を容易に行うことができ、SMP/E を使用してインストールを管理する製品のタスクを自動化します。 駆動システム上のダウンロードされたソフトウェア パッケージの参照、および 1 つ以上の統合されたソフトウェア インベントリ(CSI)の参照および管理を行うことができます。
実行しているシステムのソフトウェア インベントリから、弊社のメインフレーム製品の展開を円滑に行えるようにします。 このサービスを使用すると、適切なトランスポート メカニズムのセットによってポリシー駆動されるインストール済みの製品を、既知のトポロジ全体に展開できます。 企業システム トポロジには、共有 DASD 環境、ネットワーク環境、および z/OS システムを含めることができます。 ポリシーは、製品のコンポーネント部分を識別する CA メタデータの入力、および展開基準を識別するユーザ指定の入力(展開する場所および名前など)の組み合わせを表します。
実行しているシステムのソフトウェア インベントリから、ターゲットとなる z/OS メインフレーム オペレーティング システムに対して、メインフレーム製品の構成を円滑に行えるようにします。 SCS には、構成作成プロセスについて案内するウィザード、構成を実装する手動の手順について案内するダイアログ ボックス、およびアドレス空間の通信サービス層が含まれています。
FTP サーバから弊社の製品を取得できます。 このプロセスを改善し、製品のインストールにテープを作成する必要がなくなりました。
IBM Health Checker for z/OS と統合して、展開済のソフトウェアがベスト プラクティスに準じていることを検証します。 ヘルス チェックでは、システムおよびソフトウェアを継続的に監視して、ソフトウェアの性能が最大限の性能を継続的に発揮できているかどうかに関するフィードバックを提供します。
製品のインストールおよび設定に関する、ベスト プラクティスを提供します。
CA Mainframe 製品は、アクティブ ステータスのイベントおよびハートビート イベントの両方を、一貫した方法で CA OPS/MVS に自動的に伝達できます。この機能は、他の CA メインフレーム製品が CA OPS/MVS にイベントを伝達できるように CA OPS/MVS が提供している汎用イベント API コールを使用した技術によって実現しています。
この構想をサポートするために、この API コールには 2 つのバージョンが提供されています。
CA 製品が CA OPS/MVS にハートビート イベントの生成を開始すると、CA OPS/MVS は、別の CA 製品のアドレス空間からのハートビート イベントが欠落した場合に、その CA 製品のアドレス空間に潜在的な問題があるか、より大きなシステム レベルの問題があることのしるしと見なして対応することもできます。
SSM は CA OPS/MVS の組み込み機能であり、内部リレーショナル データ フレームワークを使用して、スターティッド タスク、オンライン アプリケーション、サブシステム、JES イニシエータ、およびその他の z/OS リソース(CA メインフレーム製品を含む)を予防的に監視および管理します。 SSM は、オンライン システム、ハードウェア装置、およびその他のリソースの現行の状態をそれらの希望するステータスと比較し、リソースが希望するステータスでない場合に必要な修正を自動的に行います。 これにより、クリティカルなリソースの状態管理が事前および事後に行われます。 すでに述べたように、SSM は、CA 製品が開始、実行中、停止、または停止中の場合にすべての CA 製品からアクティブ ステータス イベントを一貫して受信することに特に注目しています。これらの一貫したイベントのタイプがない場合は、SSM で、各製品の開始と停止に関連付けられた一意のメッセージに対して個別のルールを CA OPS/MVS に保持する必要があります。
注: CA Mainframe 2.0 の構想の詳細については、http://ca.com/mainframe2 を参照してください。
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