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ユーザ切り替え情報

別のユーザとしてコマンド/スクリプトを実行

指定されたコマンドを別のユーザとして実行するかどうかを指定します。 ログインするユーザを切り替えるには true を選択し、ログイン ユーザとして実行を続行するには false を選択します。

このフィールドは、オペレータ カテゴリ レベルで指定された値より優先されます。 空白の場合、オペレータはオペレータ カテゴリ レベルで設定されたデフォルト値を使用します。

ユーザ切り替えコマンド

リモート ホスト上でユーザを切り替えるコマンド。 これは通常以下の値になります。

このフィールドは、オペレータ カテゴリ レベルで指定された値より優先されます。 空白の場合、オペレータはオペレータ カテゴリ レベルで設定されたデフォルト値を使用します。

ユーザ切り替えパスワード テキスト プロンプト

ユーザを別のユーザに切り替えるためのパスワードがリモート ホストに必要であることを示すテキスト プロンプト。 これは通常以下の値になります。

このパラメータは正規表現として指定する必要があります。 たとえば、後に "assword: " が続く任意の入力(改行も含む)を照合する場合は ".*assword: " と指定します。

このフィールドは、オペレータ カテゴリ レベルで指定された値より優先されます。 空白の場合、オペレータはオペレータ カテゴリ レベルで設定されたデフォルト値を使用します。

別のユーザへの切り替えにパスワードが必要ない場合(たとえば、ルートから別のユーザへ切り替える場合)には、このフィールドに任意の値を入力できます。 オペレータは、[ユーザ切り替えコマンド]を[ユーザ切り替えパスワード テキスト プロンプト]にまず提出した後に SSH セッションから読み取られたデータの照合を試みます。一致しない場合、データを[ユーザ切り替えコマンド プロンプト]と一致して、パスワードが必要かどうかを確認します。

ユーザ切り替えパスワード

ユーザを別のユーザに切り替えるパスワード。 このフィールドは、オペレータ カテゴリ レベルで指定された値より優先されます。 空白の場合、オペレータはオペレータ カテゴリ レベルで設定されたデフォルト値を使用します。

別のユーザへの切り替えにパスワードが必要でない場合、このフィールドは使用されません。

ユーザ切り替えコマンド プロンプト

このフィールドは 2 つの目的に役立ちます。

このフィールドは通常、(オペレータが切り替えた)新規ユーザのコマンド プロンプトを示しています。 通常 "#"、"$"、">" などが設定されます。このフィールドは正規表現として指定する必要があります。 例: $、>、?、:、または # が続く任意の入力(改行も含む)を照合するには、 ".*[$>?:#]" を指定します。 コマンドの実行中に表示されることが予測されるすべてのプロンプトを指定します。 プロンプトが表示されるまでコマンドによって返されたすべてのデータを照合するには、正規表現を「.*」で開始します。 この正規表現は、次のプロンプトが表示されるまで、コマンドからのすべての出力を照合する必要があります。

注: $ 文字を示すために $ の周囲に角かっこを使用する必要があります。 角かっこによって囲まれない場合、$ は正規表現で特別な意味を持ちます。

誤検出を回避するため、RegEx に注意してください。例を以下に示します。

ルートに切り替える際に、ユーザが不正なパスワードを入力した。

# su - root
Password: 

不正なパスワードへの応答は # で終わります。

su: Sorry
#

これにより、ユーザが正しいパスワードを入力し、応答が # で終わる場合と同じプロンプトが返されます。

Sun Microsystems Inc.   SunOS 5.10      Generic January 2005
#

このフィールドは、オペレータ カテゴリ レベルで指定された値より優先されます。 空白の場合、オペレータはオペレータ カテゴリ レベルで設定されたデフォルト値を使用します。