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オペレータ データセット変数の指定

オペレータ データセットには、特定のオペレータに関して、設計時に開発者によって、またはランタイム時に CA Process Automation によって定義された変数が含まれます。 設計時の変数は、プロセスの開始直後から使用できます。 オペレータを実行すると、ランタイム変数が追加されます。

オペレータ データセットには、ランタイム時にローカル データセットのオペレータ名でラベルが付けられます。そのため、ドット(.)または角かっこ([expression])の表記法を使用して、式でオペレータ変数を指定できます。

Operator.field_name
Process["Operator_name"].field_name
Process["Operator_name"]["field_name"]

オペレータの実行前処理コードと実行後処理コードでは、OpName キーワードを使用して現在のオペレータ名にアクセスできます。 オペレータ データセットにアクセスまたは作成するために、このキーワードを使用できます。 実行前処理コードまたは実行後処理コードで、オペレータ データセット変数を指定するには、以下の構文を使用します。

Process[OpName].field_name

以下の表に、CA Process Automation によって自動的に定義される一般的なオペレータ データセット システム変数を示します。 特定のオペレータのために、追加の変数を定義できます。

オペレータ データセット変数

ランタイム スコープ

説明

AgentName

実行中、実行後

オペレータを実行するタッチポイントに関連するコンピュータの名前。

AgentID

実行中、実行後

内部でのみ使用されます。

EndDate

実行後

以下の形式で表す、オペレータが実行を終了したときの日付。

MM/DD/YYYY

EndTime

実行後

以下の形式で表す、オペレータが実行を終了したときの時間。

HH:MM:SS

理由

実行後

結果を説明する文字列。

ResponseCode

実行後

結果を説明する文字列。

StartDate

実行中、実行後

以下の形式で表す、オペレータが実行を開始したときの日付。

MM/DD/YYYY

StartTime

実行中、実行後

以下の形式で表す、オペレータが実行を開始したときの時間。

HH:MM:SS

ServiceType

実行中、実行後

オペレータを実行した CA Process Automation モジュール。

TargetName

実行中、実行後

ターゲットの名前(例: Orchestrator)。

TouchpointName

実行中、実行後

オペレータを実行するタッチポイントの名前。

UUID

実行中、実行後

内部でのみ使用されます。