インデックス付きフィールド(配列)の値には、以下の構文を使用してアクセスします。
dataset_reference.indexed_field_name[index]
indexed_field_name パラメータには、データセットのフィールド名を定義します。 インデックスは、配列のインデックス付き要素をアドレス指定する整数です。
角かっこ表記法を使用して indexed_field_name 文字列を指定するには、以下の構文を使用します。 例では、indexed_field_name_expression は indexed_field_name 文字列を返す CA Process Automation の式です。
dataset_reference[indexed_field_name_expression][index]
JavaScript 配列と同様に、CA Process Automation のインデックス付きフィールドは、正確には配列ではなく、配列の配列です。 配列の配列内の要素にアクセスするには、[] 演算子を 2 度使用します。 たとえば、integers という 2 次元のインデックス付き整数フィールドの場合、各リスト要素 integers[x] 自体が、整数のインデックス付きリストです。 インデックス付きフィールド内の特定の整数にアクセスするには、integers[x][y] という式を書きます。 一般的に、n 次元のインデックス付きフィールドの場合、以下の構文を使用してデータ要素にアクセスします。
dataset_reference.indexed_field_name[index1][index2] ... [indexn]
インデックス パラメータは、整数、または整数を返す式です。 パラメータの値は、0 (インデックス付きリスト内の最初の値)からリストの長さから 1 を引いた長さの間になります。 インデックスの評価は循環的であるため、インデックス値がインデックス付きリストの長さを超えた場合、以下の数式によって値が決定されます。
Actual-index = index % length-of-the-list;
つまり、インデックス付きフィールド内の n 個の要素について、以下の結果が得られます。
以下の表に、プロセス データセットのインデックス付きフィールドの要素にアクセスした場合の結果を示します。
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式 |
説明 |
|---|---|
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value = Process.X[2] |
プロセス データセットのインデックス付きフィールド X の 3 番目の要素を参照します。 |
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value = Process.X[18] |
サイズが 19 のインデックス付きフィールド X の場合、この式は X の 要素 19(Process.X[18] と同じ)を参照します。 |
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value = Process.X[Process.Y + 2] |
式によってインデックスが計算されます。 |
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value = Process.A[5][2] |
2 次元配列で値を返します。 配列によって定義された 6 番目のインデックス付きリスト内にある 3 番目の要素がアドレス指定します。 |
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