カスタム ループ変数を作成し、独自に管理するか、または CA Process Automation のこのリリースに含まれている、利用可能なループ用のシステム変数を使用できます。
たとえば、ループの最初の繰り返しの開始時刻から、各ループの現在の時刻までの期間を計算するロジックを作成できます。 また、実行前処理コードと実行後処理コードを使用して、以下のようなループへの入力をセットアップできます。
独自のループ カウンタ変数を作成して更新する代わりに、ビルトインのループ変数を利用できます。 ループ オペレータおよびループ設定を持つ他のオペレータは、以下のデータセット変数をサポートします。
標準的なループ カウンタが必要な場合は、CurrentLoopIteration を使用します。 CurrentLoopIteration 変数には、ループの最初の繰り返しの間は値 0 が格納され、追加の繰り返しそれぞれの開始または終了時に 1 ずつ増加します。 たとえば、オペレータが 3 回ループするように設定されている場合、すべての繰り返しの実行の終わりに、CurrentLoopIteration は 3 に等しくなります。 具体的には、最初の繰り返しでは 0、2 番目の繰り返しでは 1、3 番目の繰り返しでは 2、最後の繰り返しでは 3 になります。 ループ条件に違反するので、最後の繰り返しは実行されません。
固定された期間にループする必要がある場合は、OverallLoopDuration を使用します。たとえば、最大 5 分間ループして、その後終了します。 この変数には、ループの最初の繰り返しの開始と、最後の繰り返しの終了の間の秒数が格納されます。 OverallLoopDuration は、ループの繰り返しそれぞれの開始および終了時に更新されます。 これには、ループの繰り返し間で設定されている遅延がある場合はそれを含みます。
注: CurrentLoopIteration と OverallLoopDuration のシステム変数は変更できません。 これらはオペレータ データセット内に表示されますが、ループ(オペレータの繰り返し回数 > 1)していない場合、値は変わりません。
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