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権限用のフィルタ

CA EEM は権限をリソース クラス アクションとして定義します。 必要に応じて、グループまたはユーザに許可するアクションを制限するためのフィルタを使用できます。 たとえば、権限の範囲を設定して、設定された環境内の割り当てられたグループにのみ権限が適用されるようにすることができます。

以下のフィルタ例では、フィルタ用の指定属性として ENVIRONMENT の使用について示します。 アクセス ポリシー タイプで定義されるポリシーでは、フィルタを追加できます。

左タイプには、値 ENVIRONMENT を持った指定された属性を選択します。 文字列演算子「等しい」(==)を使用します。 右タイプに見合う値を選択し、Default Environment などの値を入力します。

以下のテーブル内のアクションは、参照されるリソース クラスに基づくポリシーに属します。

 

アクション キー
(ローカライズされた名前)

ポリシーのリソース クラス

フィルタに指定された属性

Object_List (リスト)

Object_Read (読み取り)

Object_Edit (編集)

Object_Delete (削除)

Object_Admin (管理)

オブジェクト

SECURITY_CONTEXT_ID

SECURITY_CONTEXT_GRP

ENVIRONMENT

OBJECT_TYPE

Agenda_Control (コントロール)

アジェンダ

ENVIRONMENT

Dataset_Inspect (確認)

Dataset_Modify (変更)

データセット

ENVIRONMENT

Process_Control (コントロール)

Process_Monitor (モニタ)

Process_Start (開始)

プロセス

SECURITY_CONTEXT_ID

SECURITY_CONTEXT_GRP

ENVIRONMENT

Resources_Control (コントロール)

リソース

ENVIRONMENT

StartRequestForm_Start (開始)

StarRequestForm_Dequeue (デキュー)

開始リクエスト フォーム

ENVIRONMENT

Execute

タッチポイント セキュリティ

ENVIRONMENT

TOUCHPOINT