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オートメーション オブジェクトに対する権限

以下の表では、カスタム CA EEM ポリシーを使用して、さまざまなオートメーション オブジェクトについて付与できる権限について説明します。 CA EEM 内の任意のアプリケーション グループへの許可を与えることができます。 環境内のオーケストレータ上にあるオートメーション オブジェクトおよびフォルダにアクセスするには、環境ポリシー内のユーザまたはコンテンツ管理者アクセス権が必要です。 環境は、オートメーション オブジェクトのリソース クラスに対する親リソース クラスになります。

権限の中には、他の権限を暗黙的に含むものがあります。 特定の権限を選択すると、暗黙的な権限も同時に選択されます。 明示的な権限を付与すると、権限階層内でその権限の下位にあるほかのすべての権限を暗黙的に付与することになります。

暗黙的な権限を拒否すると、権限階層内でその権限の上位にあるほかのすべての権限を拒否することになります。 リスト権限はその他すべての権限に対して暗黙的で、他の権限に依存しません。 リスト権限を拒否するカスタム オブジェクト ポリシーによって、フォルダに対するすべての権限をグループに付与することを拒否できます。 リスト権限を無効にすると、オートメーション オブジェクトに対するその他すべての権限も無効になります。 一方で、その他の権限を無効にしても、リスト権限が無効になることはありません。

アクション キー
(ローカライズされた名前)

ポリシーのリソース クラス

権限

Object_Admin
(管理)

オブジェクト

フォルダまたは任意のオートメーション オブジェクトの作成

暗黙: 削除、編集、読み取り、リスト

Object_Delete
(削除)

オブジェクト

フォルダの削除、またはフォルダに追加されたオートメーション オブジェクトの削除。

暗黙: 編集、読み取り、リスト

Object_Edit
(編集)

オブジェクト

フォルダまたはフォルダ内のオートメーション オブジェクトの編集。

暗黙: 読み取り、リスト

Object_Read
(読み取り)

オブジェクト

フォルダ パスを移動し、対応するデザイナ/ビューアで任意のオートメーション オブジェクトを開く。

暗黙: リスト

Object_List
(リスト)

オブジェクト

ライブラリ ブラウザ内でのフォルダまたはオートメーション オブジェクトの表示。 ライブラリのカスタマイズ ビューの定義。

Environment_Library_Admin
(コンテンツ管理者)

環境

すべてのオートメーション オブジェクトの作成、削除、編集、読み取り、リスト。

Environment_Library_User
(ユーザ)

環境

オートメーション オブジェクトの表示、エクスポート、および検索(アクセス権が設定されている場合)。

: オートメーション オブジェクトのリソース クラスによって暗黙的に継承されます。

Agenda_Control
(コントロール)

アジェンダ

タッチポイント上のスケジュールのアクティブ化および非アクティブ化。

暗黙: 読み取り、リスト

Dataset_Modify
(変更)

データセット

データセット オブジェクトの作成、編集、および削除。

暗黙: 確認、読み取り、リスト

Dataset_Inspect
(確認)

データセット

データセット オブジェクトの表示、およびデータセット内の変数の値の読み取り。

暗黙: リスト

Process_Control
(コントロール)

プロセス

プロセスのインスタンスの一時停止、再起動、再開、または中止。

暗黙: 開始、モニタ、リスト

Process_Start
(開始)

プロセス

プロセス インスタンスの開始。

暗黙: モニタ、リスト

Process_Monitor
(モニタ)

プロセス

プロセス デザイナ内のプロセスの実行中インスタンスを開き、進捗状況のモニタや、ブレークポイントの設定を行う。

暗黙: リスト

Resources_Control
(コントロール)

リソース

リソースのロック、ロック解除、取得、返却、またはリソースへのパラメータの追加。 リソース ユニットの追加または削除。

暗黙: 読み取り、リスト

StartRequestForm_Dequeue
(デキュー)

開始リクエスト フォーム

開始リクエスト フォームがキュー内に配置したプロセスをキューから外す。

暗黙: 開始、リスト

StartRequestForm_Start
(開始)

開始リクエスト フォーム

開始リクエスト フォームが定義したタスクの開始。

暗黙: リスト

実行

タッチポイント セキュリティ

指定したオペレータ カテゴリから派生したオペレータ内のスクリプトまたはプログラムを実行する。このカテゴリは、指定した環境内で指定したタッチポイントをターゲットとしている。

Group_Config_Admin

グループ環境設定

カスタム オペレータを定義するときにカスタム オペレータ グループのパラメータを定義する。

以下の手順に従います。

  1. [グループ環境設定]タブでカスタム オペレータ グループをロックします。
  2. ページと変数を追加します。
  3. 設定を保存します。
  4. カスタム オペレータ グループをロック解除します。

ロックを解除すると、指定されたカスタム オペレータ グループ環境設定が発行されます。 発行されると、グループ環境設定はドメインおよび環境レベルで、[環境設定ブラウザ]の[モジュール]タブで使用できるようになります。

関連項目:

権限の依存関係