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<ComponentDefinitionList> セクションの追加

<ComponentDefinitionList> セクションは、コンポーネントに関する詳細を定義します。 詳細には、コンポーネントのデータベースに格納する追加属性の定義に加えて、コンポーネントおよびその属性と CA Performance Center との同期に関する情報が含まれます。

このセクションは、以下の条件が満たされる場合にのみ必要です。

カスタム メトリック ファミリのこのセクションには、以下のタグが含まれます。

<Name>
<Description>
<CertificationType> - このタグは必ずカスタムに設定されています。
AttributeList

(オプション)計算され、コンポーネントのデータベースに格納される属性のリストを定義します。 コンポーネント属性を使用してコンポーネントの追加情報(プロセス コンポーネントの引数など)を CA Performance Center で利用できるよにするには、これらの属性を CA Performance Center と同期します。 このセクションには、各属性の以下のタグが含まれます。

Name

QName 形式で一意の内部名を指定します。

Type

この属性のデータ型を指定します。

IsList

この属性がスカラーまたはテーブル ベースかどうかを示します。 通常、この値はメトリック ファミリで収集される対応する属性の値と等しくなります。

Description

ユーザ インターフェースに表示される、この属性の説明を指定します。

以下の図は、AttributeList の使用例を示します。

メトリック ファミリの AttributeList のエレメント リスト

ItemSyncDefinition

コンポーネントを CA Performance Center と同期するために必要な詳細を説明します。 ItemSyncDefinition は、同期中にコンポーネント プロパティとして CA Performance Center に送信する追加の属性をリスト表示します。これらの属性は CA Performance Center ユーザ インターフェースで表示できるようになります。 サブタイプを持つアイテムのみが同期されるため、<ItemSyncDefinition> は基本アイテム タイプとサブタイプを定義する必要があります。 基本アイテム タイプを使用して論理的なグループを作成し、すべてのサブタイプに利用可能なデフォルト情報および同期動作を提供できます。 一部のユース ケースでは、新しい基本アイテム タイプによりパフォーマンスを向上させることができます。 ほとんどのユース ケースでは、「コンポーネント」アイテム タイプとして使用されます。 サブタイプ アイテムは、これらのサブタイプに固有の追加プロパティを提供することが可能ですが、これらのプロパティは同期する必要があります。 たとえば、メトリック ファミリは、プロセス サブタイプのプロセス引数プロパティを定義できます。 このセクションには、以下のタグが含まれます。

ItemTypeName

CA Performance Center で使用するアイテム ベース タイプの名前を定義します。

ItemSubTypeName

CA Performance Center で使用するアイテム サブタイプの名前を定義します。

ItemTypeLabel

このタイプの単一コンポーネントを表示するときに使用する、ユーザ インターフェースのラベルを指定します。

ItemTypeLabelPlural

このタイプの複数コンポーネントを表示するときに使用する、ユーザ インターフェースのラベルを指定します。

IsDeviceComponent

このアイテムがデバイスのコンポーネントかどうかを指定します(通常は True に設定)。 True に設定された場合、このタグは、このコンポーネントが「デバイス コンポーネント」ビューにリスト表示されることを示します。

GroupBy

CA Performance Center でこのタイプのコンポーネントをグループ化するかどうかを定義します。 True に設定された場合、[インベントリ]メニューの下に新しいメニュー エントリが追加され、これらのコンポーネントがその独自のグループ ビューにリスト表示されるようにします。

Context

このタイプのコンポーネントに対するコンテキスト タイプを CA Performance Center で自動的に作成するかどうかを指定します(通常は False に設定)。

Categorize

このタイプのコンポーネントに対する動的グループを CA Performance Center で作成するかどうかを指定します(通常は False に設定)。

Mapped

複数の Data Aggregator インスタンスが CA Performance Center と同期するときに、コンポーネントが属する Data Aggregator を識別します。

注: このエレメントは現在サポートされていないため、False に設定されます。

ItemPropertyList

アイテム タイプのプロパティとして、CA Performance Center と同期しているすべての属性をリスト表示します。 このセクションには、各属性の以下のタグが含まれます。

Name

このプロパティの CA Performance Center での内部名を定義します。

注: Name タグの最大文字長は 32 文字です。 この限度を超えることはできません。

Label

このプロパティを CA Performance Center ユーザ インターフェースで表示するときのラベルを指定します。

AttributeName

CA Performance Center 同期中にこのプロパティを格納するコンポーネント属性を参照します。

Justification

このプロパティを CA Performance Center ユーザ インターフェースに表示するときのテキスト配置を指定します。

デフォルト:

DisplayWidth

このプロパティを CA Performance Center ユーザ インターフェースに表示するときに使用する列幅(mm 単位)を定義します。

OrderBySQL

複数の Data Aggregator インスタンスが CA Performance Center と同期するときに、コンポーネントが属する Data Aggregator を識別します。

注: このエレメントは現在サポートされていないため、False に設定されます。

DatabaseType/MaxLength

このプロパティで使用する推定データベース タイプのデフォルト最大長の上書き値を指定します。

注: それぞれの XML タグの詳細については、MetricFamily.xsd および Component.xsd ファイルで提供されるインライン ドキュメントを参照してください。 コード例については、ProcessInfoMFWithComponent.xml ファイルを参照してください。 このサンプル ファイルでは、プロセス メトリックを収集するためのメトリック ファミリを定義します。

詳細:

カスタム メトリック ファミリの XML ファイルの作成

ComponentDefinitionList

カスタム メトリック ファミリで、以下の図に示される Process のような新しいコンポーネントを導入する場合、このセクションで定義します。 ComponentDefinition は、メトリック ファミリのコンポーネントを作成するためのプロパティをすべて指定します。 プロパティには、コンポーネントのデータベースに格納する追加属性の定義、およびコンポーネントとその属性の CA Performance Center との同期に関する情報が含まれます。

メトリック ファミリの ComponentDefinitionList のエレメント リスト