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MatchAlgorithms

コンポーネント照合およびアイテム照合は一致アルゴリズムを使用します。 2 つの一致アルゴリズムがサポートされています。

複数のアルゴリズムがメトリック ファミリに対して提供されている場合、アルゴリズムには照合の優先順位があります。 アルゴリズムの順序が優先順位を決定します。 一番上のアルゴリズムの優先順位が最も高くなります。 一番下のアルゴリズムの優先順位が最も低くなります。

各アルゴリズムには少なくとも 1 つの一致属性が必要です。 データが複数のアイテムに同じアルゴリズムで一致する場合、一致属性が最も多いアイテムが選ばれます。 複数の一致アイテムに同数の一致属性がある場合、これらのアイテムから任意に選ばれます。

例: 照合の方法

2 つの一致アルゴリズム alg1 および alg2 がメトリック ファミリに対して提供されます。 alg1 は alg2 より優先順位が高くなります。 メトリック ファミリに 3 つの既存のコンポーネント アイテム 1、2、3 があります。 メトリック ファミリの再検出により、3 つのエントリ A、B、C が見つかりました。 ここで、2 つのアルゴリズムを適用し、どのエントリが新しいか、変更されているか、未変更であるかを判断します。

   照合メタデータ                   新しいデータ          既存コンポーネント
<ComponentReconciliation>                        A                    1
  <MatchAlgorithms>                              B                    2
    <MatchAlgorithm1>                            C                    3
      <MatchAttribute name="attr1"/>
      <MatchAttribute name="attr2"/>
    </MatchAlgorithm1>

    <MatchAlgorithm2>
      <MatchAttribute name="attr1"/>
      <MatchAttribute name="attr3"/>
      <MatchAttribute name="attr4"/>
    </MatchAlgorithm2>

  </MatchAlgorithms>
</ComponentReconciliation>

<MatchAlgorithm1> および <MatchAlgorithm2> は、<ExactMatch> または <BestOfMatch> のいずれかになる可能性があります。 2 つの一致アルゴリズムの順序は、MatchAlgorithm1 が MatchAlgorithm2 より優先順位が高いことを示します。

ケース 1: 一意の 1対 1の 一致

エントリ A がアイテム 1 に一致し、アイテム 1 にはその他の一致がありません。

A -----> 1

この例は最も単純なケースです。 この一致は一意です。したがって、alg1 または alg2 にも一致したとしても関係ありません。 エントリ A がアイテム 1 に一致します。

良好な一致アルゴリズムでは、より多くの一意の一致が生じます。

ケース 2: 1 つのエントリに複数の一致があります

エントリ A が alg1 によりアイテム 1に一致し、alg2 によりアイテム 2 に一致します。

           ---> 1 (alg1) (1を採用)
      /
    A                    alg1 の方が優先順位が高いため、アイテム 1 に一致となります。
      \
           ---> 2 (alg2)
ケース 3: 複数のエントリが異なるアルゴリズムで同じアイテムに一致します

エントリ A が alg1 によりアイテム 1 に一致し、エントリ B も alg2 によりアイテム 1 に一致します。

A ------> 1 (alg1) (A を採用)
B ------> 1 (alg2)

alg1 の方が優先順位が高いため、エントリ A が採用されます。

ケース 4: 複数のエントリが、同じアルゴリズムで同じアイテムに一致し、一致した属性の数が異なります

A も B も alg1 により 1 に 一致します。

A ------> 1 (alg1、一致した属性の数: 2)(Aを採用)
B ------> 1 (alg1、一致した属性の数: 1)

A の方が、より多くの一致した属性があるため、A が採用されます。

一致属性の数が同じである場合、ランダムに選ばれ、警告が出されます。

ケース 5: 混合一致 1
 alg1
  A ------------------------------------> 1
    /  alg2(一致属性数: 3)
  B
    \  alg2(一致属性数: 2)
           --------------------------------> 2

A は優先順位の高いアルゴリズムで一致するため、1 に一致します。

1 が A に一致したので、B は 2 に一致します。

ケース 6: 混合一致 2
	   ---------> 3
    /  alg1
  A                ==> alg1 の方が優先順位が高いため、A は 3 に一致します
    \  alg2
       ---------> 1
    /  alg2
  B                ==> alg1 の方が優先順位が高いため、B は 2 に一致します
    \  alg1
       ---------> 2
    /  alg2
  C                ==> 2 が B に一致し、3 が A に一致したため、C の一致はありません
    \  alg2
       ---------> 3

エントリ C は新しいコンポーネントとして扱われます。 1 は不一致アイテムと見なされます。

ケース 1 (一意の一致)の一致が多いほど、良好な一致アルゴリズムといえます。

更新の可否: はい

更新による影響: コンポーネント照合ロジックを変更します。

更新が有効化されるタイミング: 再検出時

更新の有効化に必要なアクション: メトリック ファミリを更新、またはベンダー認定優先度を変更します。

詳細:

ComponentReconciliation

ItemReconciliation