前のトピック: ディスカバリ属性次のトピック: BaselineDefinitions


ポーリング属性およびベースライン属性

以下の情報は、ポーリングされた属性エレメントとベースライン属性エレメントを記述します。

Baseline

この属性の平均を計算するかどうかを示します。 Trueに設定した場合、対応する BaselineList 定義を定義する必要があります。

注: ベースライン属性では、StandardDeviation 属性が true に設定されている必要があります。

更新の可否: はい

可能な値: true、false

更新による影響: true の場合、ベースライン値が計算されます。

更新が有効化されるタイミング: 次のポーリング時

更新の有効化に必要なアクション: なし

Maximum

ロールアップ中にこの属性の最大を計算するかどうかを示します。 データベース テーブルに「max_」列を作成します。 RollupStrategy を定義する場合、この属性も定義する必要があります。

更新の可否: はい

可能な値: true、false

更新効果: True は「最大」の計算および「最大」に対するレポートフィールドを提供します。

更新が有効化されるタイミング: 次のポーリング時

更新の有効化に必要なアクション: なし

Minimum

ロールアップ中にこの属性の最小を計算するかどうかを示します。 データベース テーブルに「min_」列を作成します。 RollupStrategy を定義する場合、この属性も定義する必要があります。

更新の可否: はい

可能な値: true、false

更新による影響: True は「最小」の計算および「最小」に対するレポート フィールドを提供します。

更新が有効化されるタイミング: 次のポーリング時

更新の有効化に必要なアクション: なし

StandardDeviation

ロールアップ中にこの属性の標準偏差を計算するかどうかを示します。 データベース テーブルに「std_」列を作成します。 RollupStrategy を定義する場合、この属性も定義する必要があります。

更新の可否: はい

可能な値: true、false

更新による影響: True は「標準偏差」の計算および「標準偏差」に対するレポートフィールドを提供します。

更新が有効化されるタイミング: 次のポーリング時

更新の有効化に必要なアクション: なし

DeviationFromBaseline

ベースライン属性を true に設定することが必要です。 ベースライン データを使用して計算される 2 つの追加レポート フィールド「平均 ベースライン」および 「パーセント偏差」を提供します。 これらのフィールドはカスタム ビューの構築に使用できません。 データベース テーブルに対する変更はありません。

更新の可否: はい

可能な値: true、false

更新による影響: True の場合、内部レポート開発に対して「平均ベースライン」および「パーセント偏差」フィールドを提供します。

更新が有効化されるタイミング: 即時

更新の有効化に必要なアクション: なし

Percentile

ロールアップ中にこの属性の 95 パーセンタイルを計算するかどうかを示します。 データベース テーブルに「pct_」列を作成します。 RollupStrategy を定義する場合、この属性も定義する必要があります。

更新の可否: はい

可能な値: 0 (ゼロ)、95

更新による影響: 95 の場合、「95 パーセンタイル」の計算およびレポート フィールドを提供します。ゼロの場合、計算は実行されず、レポート フィールドは使用可能ではありません。

更新が有効化されるタイミング: 次のポーリング時

更新の有効化に必要なアクション: なし

RollupStrategy

個別にポーリングされた値のロールアップ中にすべてのサイクルで実行する操作を指定します。 Polled および IsDbColumn が true に設定されている場合、このエレメントは必要です。

更新の可否: はい

可能な値: Sum(カウンタの合計)、Avg (ゲージの平均)

更新による影響: 指定された戦略はロールアップ計算の実行のために使用されます。

更新が有効化されるタイミング: 次のポーリング時

更新の有効化に必要なアクション: なし

Rate

AVG (メトリック値 / 時間)として計算される追加のレポート フィールド「平均レート」を提供します。 データベース テーブルに対する変更はありません。

注: Rate はレポートに使用可能ですが、プロファイル イベント ルールを監視する場合には使用できません。

更新の可否: はい

可能な値: true、false

更新による影響: レポートに対して「平均レート」フィールドを提供します。

更新が有効化されるタイミング: 即時

更新の有効化に必要なアクション: なし

Units

レポートで使用される単位ラベルの名前を指定します。 表示される実際のラベルは、レポートの言語設定に従って翻訳されます。

更新の可否: はい

可能な値: Percent、Packets、PacketsPerSecond、DiscardedPackets、DiscardedPacketsPerSecond、ErroredPackets、ErroredPacketsPerSecond、Bits、BitsPerSecond、Bytes、BytesPerSecond、Microseconds、Milliseconds、UnixTime

更新による影響: 指定された単位ラベルがレポートで表示されます。

更新が有効化されるタイミング: 即時

更新の有効化に必要なアクション: なし

例: ポーリングされた属性エレメントおよびベースライン属性エレメントの使用

<Attribute name="Utilization" type="double">
<AttributeDisplayName>Utilization</AttributeDisplayName>
<AttributeAbbreviation>Utilization</AttributeAbbreviation>
<IsDbColumn>true</IsDbColumn>
<Baseline>true</Baseline>
<Minimum>true</Minimum>
<Maximum>true</Maximum>
<RollupStrategy>Avg</RollupStrategy>
<StandardDeviation>true</StandardDeviation>
<DeviationFromBaseline>true</DeviationFromBaseline>
<Percentile>95</Percentile>
<Polled>true</Polled>
<Units>Percent</Units>
</Attribute>