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各 Data Repository ホストへの一意のホスト名の設定

Data Repository をインストールする各コンピュータに一意のホスト名を設定します。 クラスタ インストールでは、一意のホスト名が 3 つ必要です。

次の手順に従ってください:

  1. root ユーザとして、Data Repository をインストールする各コンピュータにログインし、各コンピュータで一意のホスト名を確認します。

    各コンピュータのホスト名は、ループバック アドレス 127.0.0.1 ではなく IP アドレスに関連付ける必要があります。

  2. 各コンピュータ上の /etc/hosts ファイルに以下の行があることを確認します。
    Do not remove the following line, or various programs
    # that require network functionality will fail.
    127.0.0.1 localhost.localdomain localhost
    ::1 localhost6.localdomain6 localhost6
    IP address of your host YourHostName YourHostName.domain
    
  3. ホスト名の変更が必要な場合は、その変更を行った後で以下のコマンドを入力します。
    service network restart
    

    /etc/hosts ファイルが正しく設定されました。

    一意のホスト名が設定されます。

  4. (クラスタ インストールのみ)クラスタ内のすべてのホストのホスト名が正しく解決される必要があります。 ホスト名の解決が正しくない場合、Data Repository のクラスタがインストールされないか、正しく動作しません。 クラスタ内に含まれているすべてのホストには、静的な IP アドレスまたは永久にリースされている DHCP アドレスを使用する必要があります。 クラスタ用に選択した 3 つの各ホストの /etc/hosts ファイルを設定します。 hosts ファイルには、クラスタの 3 つのホストのエントリがすべて含まれている必要があります。

    たとえば、クラスタ内のホストが host01、host02、および host03 という名前の場合、各ホストの /etc/hosts ファイルは以下の例のようになります。

    127.0.0.1 localhost.localdomain localhost 
    192.168.13.128 host01.domain host01 
    192.168.13.129 host02.domain host02 
    192.168.13.130 host03.domain host03
    

    注: ループバック アドレス(127.0.0.1)の行を削除しないでください。 ローカル Data Repository ホスト名を 127.0.0.1 の行に置くことはできません。 また、クラスタ内にホストを定義している場合は、ループバック アドレスや localhost 名を使用しないでください。

  5. ホスト名解決が、クラスタ内の各ホストに対して機能していることを確認します。

    たとえば、host01 では、以下のようにコマンドが処理されます。

    $ /bin/hostname -f 
    host01
    

    ホスト名解決が設定されました。