前のトピック: 95 パーセンタイル計算次のトピック: 最小値および最大値


標準偏差の計算

標準偏差は、ロールアップ、およびイベントとレポート生成のために計算されます。

ロールアップ

イベント

レポート

例: 人口の標準偏差を計算します。

以下の例では、与えられた 12 ポイントのデータで、人口の標準偏差の計算法を示します。

人口は、観察される場合だけでなく潜在的に観察可能な場合を含めた、1 組の潜在的な値を参照します。

この標準偏差を計算する式は次のとおりです。

母集団の偏差 = (((X - 母平均)/データポイント数) の合計) の平方根
X

母集団のデータポイントの値です。

以下の手順に従います。

  1. 12 ポイントのデータを収集します。

    1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

    30 10 20 70 60 30 80 10 90 20 70 50

  2. 母平均を計算します。

    母平均 = 母集団のデータポイント値の合計/データポイント数。

    この例の母平均は 45 です。

  3. 各データポイントの母平均からの差分を計算します。

    この例での差分は次のとおりです。

    -15 -35 -25 25 15 -15 35 -35 45 -25 25 5

  4. データポイントごとの差分の二乗を計算します。

    この例での二乗は次のとおりです。

    225 1225 625 625 225 225 1225 1225 2025 625 625 25

  5. 二乗の合計を計算します。

    この例の二乗の合計は 8900 です。

  6. 二乗の合計値を母集団のデータポイント数で割った値を計算します。

    この例の合計値は 741.6666667 です。

  7. 母平均からのデータポイント値の差分を二乗した値の合計の平方根を計算します。

    この例での平方根は 27.23355773 です。

    この例の標準偏差は 27.23355773 です。