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パフォーマンス管理イベント

イベント ルールを使用して、2 種類のパフォーマンス管理イベントを定義できます。 監視プロファイルにイベント ルールを追加します。

しきい値超過時間イベント

観測されたメトリックが、あるウィンドウ時間内の指定期間に設定された固定値と異なる場合、定数(固定値)ルールによってトリガされます。

例:

5 分間隔でポーリングする間、指定された 10 分のウィンドウ時間のうち 5 分間、帯域幅の使用率が 80 パーセントを超えるとイベントを生成するように、イベント ルールを定義できます。

標準からの偏差イベント

観測されたメトリックが、あるウィンドウ時間内の指定期間に「標準」と見なされる範囲にない場合、標準偏差ルールによってトリガされます。 「標準」は、計算されたベースライン平均に基づきます。 はじめに限定された情報が収集されると、毎日の同じ時間に対するベースライン平均が計算されます。 より多くのデータが利用可能になると、Data Aggregator は平均の計算方法を、同じ曜日の同一時間における時間平均に切り替えます。

例:

5 分間隔でポーリングする間に、指定された 10 分のウィンドウ時間のうち 5 分間、帯域幅の使用率が同じ曜日の同一時間で計算された時間平均から 1 標準偏差を超えるとイベントを生成するように、イベント ルールを定義できます。