前のトピック: インターフェース使用率の計算次のトピック: イベント


インターフェースの速度(イン)値と速度(アウト)値の上書き

デフォルトで使用率の計算に使用されるのは、インターフェースを構成するデバイスからレポートされる速度(イン)値および速度(アウト)値です。 ただし、これらの速度値は上書きできます。 これによって、インターフェース使用率のレポートをより正確なものにできます。

以下の手順に従います。

  1. Data Aggregator データ ソース用の[監視対象インベントリ]メニューから[監視対象デバイス]をクリックします。

    [ツリー表示]タブが表示されます。

  2. ドロップダウン リストから[コレクション別デバイス]または[監視プロファイル別デバイス]を選択します。 インターフェースの速度(イン)値と速度(アウト)値を上書きするデバイスを選択し、[ポーリングされるメトリック ファミリ]タブで適切なインターフェース メトリック ファミリを選択します。

    デバイス上で監視されるインターフェース コンポーネントが、インターフェース コンポーネント テーブルに表示されます。

  3. 速度(イン)値と速度(アウト)値を上書きするインターフェース コンポーネントを選択して、[編集]をクリックします。

    [インターフェースの編集]ダイアログ ボックスが表示されます。 このダイアログ ボックスには、デフォルトで検出された[速度(イン)]値および[速度(アウト)]値が表示されます。

  4. [速度(イン)]と[速度(アウト)]の値を 1 秒あたりのビット数で入力し、[保存]をクリックします。

    注: [クリア]-[保存]をクリックすると、上書き値を削除できます。 これにより、このインターフェースに対する CA Performance Center の帯域幅使用率グラフでは、デバイスがレポートする速度値を使用して、使用率が表示されます。 インターフェース上で、速度の上書き値が削除されたことを示すイベントが生成されます。 このイベントは、CA Performance Center の[イベントの表示]ダッシュボードで確認できます。

    ダイアログ ボックスが閉じます。 インターフェース上の上書きされた[速度(イン)]および[速度(アウト)]の値が、インターフェース コンポーネント テーブルにアスタリスク付きで表示されます。

    インターフェース上で、[速度(イン)]値および[速度(アウト)]値が上書きされたことを示すイベントが生成されます。 このイベントは、CA Performance Center の[イベントの表示]ダッシュボードで確認できます。

    これにより、このインターフェースに対する CA Performance Center の帯域幅使用率グラフでは、指定された速度値を使用して、使用率が表示されます。