データ ソースとして CA Performance Center に登録されると、CA Application Delivery Analysis ビューは以下のメトリックをレポートします。
監視フィード によってレポートされたアクティブな TCP セッションで、管理コンソール上のアプリケーション/サーバ/ネットワークの組み合わせに一致するものの数を測定します。
データ全体に対する再送信されたデータの比率、監視されているネットワークにおいて失われたデータの割合、および 1 秒あたりのバイト ロス率を測定します。
5 分間の監視中に完了したセッションの数を測定します。
データ転送が開始される前に、クライアントとサーバとの間で TCP セッションを確立するために必要な時間を測定します。
最初のレスポンス(サーバ レスポンス時間の終了)からその要求で送信された最後のパケットまでのアプリケーション レスポンス全体を送信するのにかかる時間を測定する結合メトリック です。 TCP ウィンドウに収まるだけのデータを送信する場合、データ転送時間から初期サーバ レスポンス時間が除外され、NRTT のみが含まれます。 レスポンス時間は、アプリケーションの設計またはサーバやネットワークのパフォーマンスの影響を受ける場合があります。 CA Application Delivery Analysis 管理コンソールは、データ転送時間のしきい値を超えた場合にインシデントをオープンしません。
ネットワーク ラウンドトリップ時間に再送信遅延が追加されたネットワーク メトリック です。 再送信遅延は、再送信による遅延ではなく、1 ラウンドトリップあたりの再送信遅延の平均時間であることに注意してください。 管理コンソールでは、2 つの平均が追加され、実際に 2 つのメトリックを組み合わせています。 CA Application Delivery Analysis 管理コンソールは、このメトリックのインシデントしきい値を超えた場合に、ネットワーク インシデントをオープンします。
クライアント セグメントがない状態での合計トランザクション時間の近似値を提供します。 このメトリックは、サーバ セグメントの[トランザクション時間]と WAN セグメントの[ネットワーク ラウンドトリップ時間]の合計です。 これは「エンジニアリング」レベル メトリックではありませんが、指定された場所または時刻用のレスポンス時間の程度の指標を提供できます。 このメトリックは CA ADA 9.3 データ ソースでのみ使用可能です。
CA ADA Monitor サービスが TCP セッションの終了(FIN または RST パケット)を検出しなかった TCP セッションの数を測定します。 一定期間非アクティブであるセッションは、メモリからクリアされ、「期限切れ」としてマークされます。 管理コンソールは、15 分間の間にパケットを観測しない場合、セッションを[期限切れ]として分類します。 オープンのままになっている期限切れセッション数が多すぎると、サーバが応答しなくなる可能性があります。
サーバからクライアントに送信されたバイト数を測定します。
サーバからクライアントに送信されたパケット数を測定します。
サーバによって送信された SYN-ACK と、クライアントから受け取った ACK の間の時間を測定するネットワーク メトリック です。 ネットワークが混雑していない場合、それは距離およびシリアライゼーションによる最低限の遅延を表すネットワーク遅延を示し、現在のネットワーク アーキテクチャで可能な最良のラウンドトリップ時間を示します。 この値が突然上昇した場合は、一般に輻輳状態が原因と考えられますが、停滞している(上昇したままになる)場合は通常パス変更が原因です。 CA Application Delivery Analysis 管理コンソールは、このメトリックのインシデントしきい値を超えた場合に、ネットワーク インシデントをオープンします。
パケットがネットワーク上のサーバとクライアントの間を転送(双方向)されるのにかかる時間からロスを除外した時間を測定するネットワーク メトリック です。 アプリケーション、サーバおよびクライアント処理時間は除外されます。 CA Application Delivery Analysis 管理コンソールは、このメトリックのインシデントしきい値を超えた場合に、ネットワーク インシデントをオープンします。
観測数は、5 分間の監視の間に、監視デバイスが特定のアプリケーション/サーバ/ネットワークの組み合わせに対してパフォーマンス メトリックを計算した回数を測定します。 1 つの TCP トランザクション内でも、メトリックによって観測数が異なる場合があります。 たとえば、ネットワーク ラウンドトリップ時間の観測数の方が、サーバ レスポンス時間の観測数よりも多い場合が考えられます。 また、常に観測数が同じである、リンクなどのメトリックもあります。 たとえば、TCP トランザクションの場合、それぞれのサーバ レスポンス時間の観測数およびデータ転送時間の観測数は 1 です。 メトリックを正常、マイナー(黄色)またはメジャー(オレンジ)として評価するには、メトリックに最小観測数があることが必要です。
データ収集期間の終りにまだ開いているセッションの数を測定します。 オープン セッションは、後続のレポート期間中に[期限切れ]または[完了]になる場合があります。
サーバの隣にある [assign the value for AST in your book] から再送信されたデータのネットワーク データ全体に対する比率を測定するネットワーク メトリック です。 監視デバイスは、ネットワーク パスにおけるサーバからクライアントへの方向でのデータ ロスにより、サーバによって再送信されたパケットを確認できます。 データ ロスがクライアントからサーバへの方向(たとえば、サーバに到達する前のネットワーク パス内)で発生した場合、監視デバイスはそのようなパケット ロスを観測できないため、その遅延は[パケット ロスの割合]には含まれません。 CA Application Delivery Analysis 管理コンソールの[エンジニアリング]ページでは、パケット ロスの割合は QoS レポートに含まれます。 CA Application Delivery Analysis 管理コンソールは、このメトリックのインシデントしきい値を超えた場合に、ネットワーク インシデントをオープンします。
サーバからのデータのレートをバイト単位で測定します。
サーバからのデータのレートをパケット単位で測定します。
サーバへのデータのレートをバイト単位で測定します。
サーバへのデータのレートをパケット単位で測定します。
サーバがレポート期間中に明示的に拒否した接続要求の割合を測定するサーバ メトリック です。 このメトリックは、CA Application Delivery Analysis 管理コンソールの「未対応の TCP/IP セッション リクエスト」レポートに含まれます。 CA Application Delivery Analysis 管理コンソールは、このメトリックのインシデントしきい値を超えた場合に、サーバ インシデントをオープンします。
3 方向ハンドシェーク 中にサーバによって明示的に拒否された接続リクエストの数を測定します。
元のパケット送信から最後の重複するパケット送信までに経過した時間を測定するネットワーク メトリック です。 管理コンソールは、再送信パケット数に対してだけではなく観測を通した平均としての再送信遅延をレポートします。 たとえば、10 個で 1 セットの 1 つのパケットが 300 ミリ秒の再送信時間を必要とする場合、再送信遅延は 30 ミリ秒(300 ミリ秒/10 パケット)としてレポートされます。 CA Application Delivery Analysis 管理コンソールは、このメトリックのインシデントしきい値を超えた場合に、ネットワーク インシデントをオープンします。
再送信データによって使用された帯域幅の量を測定します。
再送信パケットによって増加したネットワーク インフラストラクチャ上の負荷を測定します。
サーバがクライアントの SYN パケットに対して Syn-Ack を送信することで初期クライアント接続要求を確認するのにかかる時間の長さを測定するサーバ メトリック です。 CA Application Delivery Analysis 管理コンソールは、このメトリックのインシデントしきい値を超えた場合に、サーバ インシデントをオープンします。
サーバがクライアント要求に対して初回レスポンスを送信するのにかかる時間、またはサーバの初期「思考時間」を測定するサーバ メトリック です。サーバ レスポンス時間が増加した場合、通常は、CPU、メモリ、ディスク、または I/O などのサーバ リソースが不足している、アプリケーションの設計に問題がある、または多層アプリケーション内にパフォーマンスの悪い層があることを示しています。 CA Application Delivery Analysis 管理コンソールは、このメトリックのインシデントしきい値を超えた場合に、サーバ インシデントをオープンします。
各 TCP セッションの期間を測定します。
クライアントからサーバに送信されたバイト数を測定します。
クライアントからサーバに送信されたパケット数を測定します。
送受信の両方で送信された合計バイト数を測定します。
送受信の両方で送信された合計パケット数を測定します。
サンプリング期間において完了したまたは期限切れになったセッションの合計数を示します。 完了セッションと期限切れのセッションを足したものが合計セッション数になります。 オープン、無応答、または拒否されたセッションは含まれません。
クライアントが要求を送信してからレスポンスの最後のパケットを受信するまでに経過した時間の長さを測定する結合メトリック です。 トランザクション時間は、サーバ レスポンス時間、ネットワーク ラウンドトリップ時間、再送信遅延、データ転送時間の合計です。 CA Application Delivery Analysis 管理コンソールは、トランザクション時間のしきい値を超えた場合にインシデントをオープンしません。
接続要求が送信されたが、サーバが応答しなかったセッションの割合を測定するサーバ メトリック です。 [未対応の TCP/IP セッション リクエスト]ビューの要素です。 CA Application Delivery Analysis 管理コンソールは、このメトリックのインシデントしきい値を超えた場合に、サーバ インシデントをオープンします。
接続リクエストが送信されたが、サーバが応答しない場合のセッションの数です。
サンプル期間において観測された一意のクライアントの数を示します。
送信されたバイト数を、情報を送信するのにかかった時間で割った値を示します。
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