MPLS
MPLS は、IP 環境でネットワーク速度および信頼性を向上させることを意図したルーティング プロトコルです。 MPLS エッジ ルータは、ルータおよびパケットの優先度を指定するためにパケットにラベルを付加します。 これらのルータがいったんパスを割り当てると、パケットをルーティングするための処理が少なくなり、パスの予測が容易になります。
Ping 可能デバイス
ping 可能デバイスは SNMP ポーリングを許可しないデバイスを参照します。そのため、ステータスおよび到達可能性の統計に対して ICMP ping テストを使用して接続します。
SNMP プロファイル
SNMP プロファイルは、SNMP を使用するデバイス MIB の安全なクエリを有効にするために必要な情報が含まれる定義です。
管理対象アイテム
管理対象アイテムとは、すべてのデータ ソースで検出および監視される、デバイス、インターフェース、サーバ、コンポーネントです。 管理対象アイテムのデータは、データ ソースから同期され、CA Performance Center ダッシュボードに表示されます。
管理対象グループ
管理対象グループは、限定された管理権限を持つユーザにより管理されます。 このユーザは、管理者によりアクセス権を付与された[グループ]ツリーの特定のブランチを管理できます。 このようなアクセスには、ユーザ アカウント設定、および[グループの管理]の役割の権限が必要です。
共有ダッシュボード
共有ダッシュボードは、共有メニューに含まれているページです。共有メニューとは、内容がユーザ アカウント固有である[マイ ダッシュボード]メニュー以外のメニューです。
グループ
グループは、管理対象アイテム用のコンテナとして機能するフィルタ定義です。 グループは、ツリー構造の管理対象アイテムを論理的に構成することができ、各グループにはサブグループまたは管理対象アイテムを含むことができます。 構造はデータ ソースに継承され、データ ソースでは、トップレベルのグループから、さらに狭い関連コンテキストにドリル ダウンできます。
グローバル管理者
グローバル管理者は、すべてのテナントの製品設定を管理します。 このユーザ アカウントはデフォルト テナントと関連しているため、「デフォルト テナント管理者」とも呼ばれ、テナントを作成してテナント設定を実行します。
グローバル同期
グローバル同期は、データ ソースから情報を自動的に受理、処理および適用することを意味します。 同期は 5 分ごとに発生し、登録済みのすべてのデータ ソースの設定データおよびパフォーマンス データが含まれます。
権限グループ
権限グループは、各ユーザが監視できる管理対象アイテムの範囲で構成されます。 管理者は、各ユーザの責任領域を反映するために、アプリケーション、サーバ、ネットワーク、ルータおよびインターフェースなど管理対象アイテムのカスタム グループを作成できます。 カスタム グループは、権限としてユーザ アカウントに割り当てられると、権限グループと呼ばれます。
コンテキスト ページ
コンテキスト ページは、単一のルータまたはサーバなど絞り込んだコンテキストから特定の焦点を絞ったパフォーマンスまたはステータス データを提供します。 これらのページは、[サマリ]ダッシュボードのドリル ダウン リンクまたはタブから利用可能です。
サイト グループ
サイト グループは、都市、地域、支社またはキャンパスなど物理的な場所に基づくカスタム グループです。 通常サイト グループには、アイテム、および場所によってグループ化されるアイテムのサブグループが含まれます。 サイト グループをツリー構造内の他のカスタム グループに追加すると、地理的および論理的に構成されたレポートを作成できます。 サイト グループを使用して、ダッシュボード ビューを営業時間でフィルタリングできます。
サマリ コンテキスト
サマリ コンテキスト設定では、利用可能なビューに、ダッシュボードの現在のグループ コンテキストのサマリ データが表示されます。 サマリ設定では、特定のグループまたはアイテムを選択する必要はありません。 ページのコンテキストを変更すると、サマリ ビューのコンテキストは動的に更新されます。
サマリ ページ
サマリ ページは、管理対象アイテムのグループの平均など高レベル情報を提供します。 サマリ ダッシュボードは、選択されたコンテキストに関連する、より詳細なページへのドリル ダウン パスをしばしば提供します。
システム グループ
システム グループは、管理対象アイテムを構成し、同じ CA Performance Center インスタンスに登録されたデータ ソースからアイテムの区別を保守します。 システム グループは自動的に作成され、アイテムをカスタム グループに簡単に配置でき、ユーザ アカウント権限の基本的なセットを提供し、レポート コンテキストを提供します。
製品権限
製品権限は、ユーザ アカウントに関連付けられた権限セットの一種です。 製品権限は、選択したデータ ソースの機能にユーザがアクセスすることを許可し、CA Performance Center の機能には適用されません。
ダッシュボード
ダッシュボードは、CA Performance Center ユーザ インターフェース内で動的にレポートを作成するページです。 これらは、[ダッシュボード]タブからアクセス可能なメニュー アイテムとして表示されます。 各ダッシュボードは、単一の Web ページ上の登録済みのデータ ソースからのデータを表示するビューのコレクションです。 各ダッシュボードのレイアウト、ビュー、時間間隔、およびグループ コンテキストは、カスタマイズできます。
タブ
タブは、CA Performance Center インターフェースの上部に突出したリンクで、ダッシュボードおよび開いている管理ツールを表示します。 たとえば、[ダッシュボード]タブは、メニューから表示するダッシュボード ページを選択できます。
データ ソース
データ ソースは、パフォーマンス データおよび設定データを CA Performance Center に提供するサポート対象製品です。 データ ソース製品は、監視、データ収集およびデータ集約を行い、しばしば独立して機能します。 ただし、CA Performance Center のインスタンスに登録されると、データ ソースと呼ばれます。
データ ソースの同期
データ ソースを CA Performance Center に最初に登録する場合は、データ ソースの同期が発生します。 この同期には、完全なデータベース レプリケーションが含まれます。 CA Performance Center は、そのデータ ソース内のすべての管理対象アイテムに関する情報を受信します。 この種の同期は自動的に繰り返されませんが、必要に応じて、手動で実行できます。
テナント
テナントは、管理対象サービス プロバイダが管理するカスタマ環境を表します。 各テナント環境は独立しており、CA Performance Center の個別のインスタンスとして有効に機能します。 各インスタンスには、テナント間で共有されない複数のユーザおよび役割を含めることができます。
テナント管理者
テナント管理者は、単一のテナントからすべてのデータを表示する権限があります。 またテナント管理者は、このテナントに、グループ定義、プロファイルおよびユーザ アカウントなどの設定も追加できます。 この管理者役割には、その他のテナントに関連付けられたアイテムを表示する権限はありません。
統計データ
統計分析データ セットには、最小、最大、平均、標準偏差、および他のメトリックが含まれており、最新の収集データの内容が含まれるように 1 時間ごとに再計算されます。 このデータは、選択された監視対象パラメータの過去のパフォーマンスを把握したり、現在のパフォーマンスを評価して将来のパフォーマンスを見積るのに役立ちます。 たとえば、現在の CPU 使用率を既知のベースライン平均値と比較すると、現在の使用率が標準的な範囲内にあるかどうかを判断するのに役立ちます。 ベースラインを超える監視対象パラメータは、新しいアプリケーション プロセス、ユーザまたはセッションの数の増加、または処理されるデータ量の増加によるサーバの負荷上昇を示すことがあります。
ベースライン平均および他の統計データは 1 時間ごとに更新され、過去 30 日間の各データについて、「同時間」の時間ごとに 30 個のロールアップ サンプルを平均します。
動的ビュー
動的ビューは、複数の管理対象アイテム、または複数のアイテム グループからのデータを 1 つのビューに組み合わせることができるカスタマイズ可能なビューです。 数百の管理対象アイテムや管理対象アイテムのグループからのデータを 1 つまたは複数のグラフで比較できます。 ビュー設定では、表示単位を選択し、データがプロットされる方法を決定できます。
ドメイン
IP ドメインは、さまざまなデバイスおよびネットワークからのデータを識別する論理的なグループです。 ドメインによる監視は、IP アドレスと、それに関連する別のカスタマ ネットワークに属するインターフェースまたはアプリケーションを別々に監視することを意味します。 適切な権限と組み合わせることで、IP ドメインは単一のコンソールから監視されますが、ユーザには、自身が監視するドメインのデータのみ表示されます。
ドリルダウン
ドリル ダウンするとは、CA Performance Center のあるデータ ビューまたはダッシュボードから、さらに詳細な別のデータ ビューまたはコンテキスト ページへ移動することを意味します。 新しいページには、同じタイムフレームからのデータが、同じアイテム管理対象アイテムまたはアイテムのセットに表示されます。
ビュー
ビュー、またはデータ ビューは通常、グラフまたは表形式で統計データを示します。 各ビューは、収集されたデータの個別のセットを表します。 ユーザ アカウントの役割の権限に応じて、ダッシュボード ページに個別のビューを追加および編集、または削除できます。 場合によっては、データを CSV 形式のファイルにエクスポートできます。
標準偏差
標準偏差は、平均(平均値、または期待値)からの変動がどれだけあるかを示します。 標準偏差が低いのは、データポイントが平均値に非常に近い傾向があることを示しています。 標準偏差が高いのは、データポイントが幅広い値の範囲に広がっていることを示します。
[マイ ダッシュボード]メニュー
[マイ ダッシュボード]メニューは、CA Performance Center にユーザ アカウントを持つ各オペレータ用にパーソナライズできるダッシュボード コンテナです。 たとえば、レイアウトで別の位置にアイテムを移動させるなどしてカスタマイズする、すべてのダッシュボードは[マイ ダッシュボード]に表示されます。 そのような変更は、他のユーザは利用できません。
マルチトレンド ビュー
マルチトレンド ビューは、1 つのラインのトレンド グラフに複数のインターフェースからトレンド データを組み合わせることができるカスタム可能なビューです。 1 つのマルチトレンド ビューで最大 12 個のインターフェースのデータを比較できます。
マルチビュー
マルチビューは、1 つのビューに複数のインターフェースから統計を組み合わせることができるカスタム可能なビューです。 1 つのマルチビューで最大 48 個のインターフェースのデータを比較できます。
メトリック ファミリ
メトリック ファミリは、指定された技術に対して収集しレポートする値のセットを定義します。 ビューに選択したメトリック ファミリによって、データベースから取得し、そのビューに表示される値が決定します。 CA Infrastructure Management Data Aggregator では、監視プロファイルと関連付けられているデバイスで収集する値を決定します。
メニュー
メニューとは、ダッシュボードをコンテンツによって構成するために使用する[ダッシュボード]タブのセグメントです。 デフォルトでは、管理者とデザイナがメニューをカスタマイズし、それらをユーザ アカウント役割に割り当てることができます。
役割
役割は、製品機能およびダッシュボード ページへのユーザ アクセスを制御するユーザ アカウントに割り当てられたパラメータです。 ユーザのジョブ機能に基づき、役割では、役割の権限を使用して製品設定への管理アクセス権を付与します。 役割によって、ユーザは役職を実行するのに必要なデータおよび製品機能にアクセスできるようになり、必要としない機能へのアクセスは制限されます。
予測
予測は、ビューで要求されたメトリック データから推測して、選択したメトリックに対して将来的な値のトレンドをプロットします。 予測は、推測値に基づいていることを示すために、破線のトレンド ラインとして表示されます。
レポート
レポートは、オン デマンドで選択した内容またはエクスポートされたダッシュボード ページからの静的な出力です。 ダッシュボードからエクスポートしたレポートは、関連するダッシュボードにデータおよび情報から静的なデータ セットを作成します。 オン デマンドのレポートは、インベントリ内の単一の管理対象アイテムまたはそのグループからのデータ セットをキャプチャします。 レポートは、印刷、電子メールでの送信、PDF や CSV 形式でのエクスポートなどが可能です。 各形式に対して、選択したデータ セットがキャプチャされます。
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