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監視対象デバイスのエイリアス名の設定

CA Performance Center には、監視対象デバイスのエイリアス名を設定するスクリプトが含まれます。 このスクリプトを使用すると、複数の監視対象デバイスのエイリアス名を一度に設定できます。 エイリアス名は、デバイスのインベントリ リストとインターフェースのインベントリ リストに表示されます。

このスクリプトには 2 つの機能があります。 まず、スクリプトは、デバイス アイテム ID とデバイス名のリストを .csv 形式で返します。 各監視対象デバイスに設定したいエイリアス名を含めるには、この .csv ファイルを変更します。 スクリプトの 2 番目の機能は、更新された .csv ファイルを取り込んで、監視対象デバイスのエイリアス名を設定することです。

次の手順に従ってください:

  1. コマンド プロンプトを開き、Performance_Center_installation_directory/PerformanceCenter/Tools/bin ディレクトリにアクセスします。
  2. スクリプトを呼び出して監視対象デバイスのエイリアス名を設定するには、以下のコマンドを入力します。
    ./update_alias_name.sh
    

    スクリプト パラメータのリストと説明が表示されます。

例: 複数の監視対象デバイスのエイリアス名の設定

  1. Data Aggregator ホストによって監視されているデバイスの完全なリストを返すには、以下のコマンドを入力します。
    ./update_alias_name.sh -h host_name [-o output_filename]
    
    -h host_name

    接続する Data Aggregator ホスト名を指定します。

    -o output_filename

    (オプション)ItemID および Device Name で示される監視対象デバイスの総数を含む .csv ファイルを、そのデフォルト ファイル名とは異なるファイル名を使用して作成します。 このパラメータの値を入力しない場合、.csv ファイルにはデフォルト名 DeviceList.csv が使用されます。

    .csv ファイルのフォーマットは、「ItemID, Device Name」となります。

    例:

    560, MyRouter1

    561, MyRouter2

  2. 前の手順で作成された .csv ファイルを変更して、監視対象デバイスごとに設定するエイリアス名を表示します。 このファイルのフォーマットは、「ItemID, Alias Device Name」となる必要があります。

    例:

    560、MyRouter1AliasDisplayName

    561、MyRouter2AliasDisplayName

  3. 以下のコマンドを入力します。
    ./update_alias_name.sh -h host_name -i input_file 
    
    -h host_name

    接続する Data Aggregator ホスト名を指定します。

    -i input_file

    以前にエイリアス名を使用して作成した .csv ファイルのファイル名を指定します。

    エイリアス名は監視対象デバイスに対して設定されます。

  4. (オプション)30 個を超える監視対象デバイスにエイリアス名を設定するには、以下のコマンドを入力してバッチ サイズを調整し、バッチ間で一時停止させます。 このような調整は、作業負荷の制御に役立ちます。
    ./update_alias_name.sh -h host_name -i input_file -b batch_size –t time_in_seconds
    
    –b batch_size

    各バッチで処理するアイテムの数を示します。

    –t time_in_seconds

    バッチ間で一時停止する時間(秒単位)を示します。

    例:

    ./update_alias_name.sh -h host_name -i input_file -b 20 –t 2