TSO コマンド プロセッサの権限付与は不要です。CA OPS/MVS が実行中に権限付与サービスを提供します。 このルールの唯一の例外は、 CA OPS/MVS がダウンしている間に TSO ユーザのアドレス空間で CA OPS/MVS コマンドが実行される場合です。
以下の表は、権限付与できる TSO コマンド プロセッサの一覧です。 これらのプライマリ名およびエイリアスは両方とも、IKJTSOxx に入る必要があります。
|
コマンド |
エイリアス |
説明 |
|---|---|---|
|
OPSCMD |
OC |
z/OS、JES2 または JES3、VM、および IMS オペレータ コマンドを発行 |
|
OPSDOM |
なし |
ハイライト表示されたメッセージを削除 |
|
OPSREPLY |
なし |
WTOR に応答 |
|
OPSWTO |
なし |
WTO または WTOR メッセージを発行 |
これらの TSO コマンド権限付与に使用される方法は、サイトでインストールされている TSO/E のリリースによって異なります。
TSO コマンド権限の設定は、論理 Parmlib 連結の適切な IKJTSOxx メンバから行えます。 この例は、SYS1.OPS.CCLXCNTL の メンバ IKJTSO00 を参照してください。 CA SYSVIEW を使用している場合を除き、システムを再起動して、これらの変更を有効にする必要があります。 CA SYSVIEW が使用できる場合は、システムを再起動することなく、これらの名前を TSO コマンド テーブルに動的に追加することができます。
権限付与済みプログラムまたは REXX プログラムから直接実行されたコマンドは、変数名が SYSAUTH で始まる場合にのみ REXX が作成した変数にアクセスできます。 この TSO/E 制限は、OPSWTO コマンド プロセッサの TEXTVAR パラメータを使用している場合にのみ適用されます。 詳細については、IBM のドキュメントを参照してください。
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