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ロード ライブラリへの APF 権限の付与

CA OPS/MVS のロード ライブラリには 2 種類あります。

.CCLXLOAD

製品モジュールのほとんどが含まれます。 デフォルトでは標準 PDS であり、必ず APF 権限が付与されている必要があります。

.CCLXPLD

PDSE 内に置かれる必要のあるロード モジュールが含まれます。 CA NSM SSM CA-OPS/MVS オプションまたは Switch Operations Facility (SOF)を使用してる場合、このロード ライブラリも APF 権限が付与される必要があります。 現在インストールされている機能に関係なく、このライブラリには永続的な APF 権限を付与することをお勧めします。

上記のとおり、CA OPS/MVS .CCLXLOAD ロード ライブラリは、APF 権限を付与されている必要があります。 これを LNKLST または LPALIB に配置すると、論理 Parmlib 連結の適切な IEASYSxx メンバで LNKAUTH=LNKLST が指定されている(またはデフォルト設定できる)場合、CA OPS/MVS ロード ライブラリは自動的にこの権限を取得します。 それ以外の場合、ロード ライブラリの名前、およびロード ライブラリが存在するディスクのボリューム シリアル番号を論理 Parmlib 連結の適切な IEAAPFxx メンバに含めて、ロード ライブラルに APF 権限を割り当てます。 次に、変更を有効にするために システムに対して IPL を実行します。

IPL の実行による CA OPS/MVS への権限の付与を行いたくない場合、以下の z/OS コマンドのどちらかを使用して、APF 権限付与済みライブラリを動的に割り当てることができます。

SET PROG=xx
SETPROG APF,ADD...

既存の権限付与済みライブラリ、または CA SYSVIEW、Tivoli OMEGAMON XE on z/OS、または RESOLVE/MVS といった主要なオンライン z/OS パフォーマンスおよび操作強化ツールを使用して、新しい権限付与済みライブラリのエントリを追加できます。