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ECSA の使用およびストレージの要件

CA OPS/MVS は標準次の CSA ストレージの必要最低限の量を使用します。CA OPS/MVS のアドレス空間はせいぜい、標準の 16 MB 次の約 2 KB のストレージを使用するだけです。 CA OPS/MVS は z/OS のクロスメモリ サービスを広範に使用して、このように CSA の使用量を少なくしています。このため、メインの CA OPS/MVS アドレス空間の拡張プライベート領域では、グローバルに使用されたデータ領域を格納できます。 ただし、CA OPS/MVS の大半のコード、およびいくつかのデータ エリアは、拡張 CSA（ECSA）ストレージ内に存在しています。

このため、CA OPS/MVS で使用するために、 500 KB の ECSAを確保しておくことを強くお勧めします。 ほとんどのサイトでは、多量の ECSA が割り当てられているため、CA OPS/MVS に対して 500 KB を確保しておけば、ECSA の量を増やす必要はありません。 ただし、制限された ECSA の量でサイトを実行している場合は、CA OPS/MVS をインストールする前に 500 KB 増やしてください。

注：

• ECSA の 最下部は 1 MB 単位に切り上げられるので、思っているよりも多くの ECSA があります。
• CA OPS/MVS が異常終了した場合は、必要なすべてのモジュールをロードして、CA OPS/MVS を再開するのに十分な ECSA がない可能性があります。 このような状況が発生した場合は、システムの IPL を行って共通ストレージの一部を解放してください。 ご使用のデータ センタでこのような状況が発生する可能性があると思った場合は、IEASYSxx CSA パラメータの 2 番目の値が十分に大きいことを確認してください(CSA=(x,40000) など）。 ECSA の常駐モジュールを再ロードするのに CA OPS/MVS のモジュール再ロード機能を使用すると、CA OPS/MVS の ECSA 使用率が増えることがわかります。 置換されたモジュールは、製品をシャットダウンするまで削除されません。