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LDAP 証明書のインポート

LDAPS で実行するには、Java キーストアへ LDAP 証明書をインポートする必要があります。

SSL 証明書がない場合は、keytool コマンドを使用して証明書を生成できます。 この手順では、CA から証明書をインポートし、キーストアにインストールする方法を説明します。

次の手順に従ってください:

  1. LDAP サーバ管理者から証明書を取得します。
  2. 以下のコマンドを使用して、この証明書を Java の信頼された証明書キーストアにインポートします。
    keytool -importcert -keystore installDirectory/jre/
    lib/security/cacerts -storepass cacertspasswd -alias 
    alias -file filename.cer
    
    keystore

    キーストア ファイル(.ks)の場所

    cacertspasswd

    cacerts キーストアのパスワードを指定します。

    デフォルト: changeit

    filename.cer

    証明書のファイル名

  3. cacerts ファイルのバックアップを作成します。
  4. (オプション)セキュリティを強化するために、以下のコマンドを使用して、java の信頼された証明書キーストアのパスワードを変更します。
    keytool -storepasswd -keystore installDirectory/
    jre/lib/security/cacerts
    

    既存のパスワードと新しいパスワードの入力を求められます。

  5. インポートした証明書が利用可能であることを確認します。 以下のコマンドを使用します。
    keytool -importcert -keystore installDirectory/jre/
    lib/security/cacerts
    

    重要: Web サービスを有効にするには、証明書が cacerts キーストアに存在する必要があります。 そうでない場合、PKIX は証明書を見つけることができなかったというエラーがログに表示されます。