アップグレード前にデータベース テーブルを確認することをお勧めします。 データベース テーブルを確認することで一部の問題が修正され、失敗および CA サポートによる復旧アシスタンスの利用を回避できます。 このトピックでは、アップグレード前に mysqlcheck コマンドを実行して、データベース テーブルが適切にセットアップされていることを確認する方法について説明します。
mysqlcheck コマンドを実行してチェックできるデータベースは以下のものです。
大きなデータベース テーブルのチェックには時間がかかる場合があります。 データベース全体に対してチェックを実行する場合は、データベース内の各テーブルが読み取り専用状態で順次ロックされます。 確認中のテーブルは書き込み操作には使用できません。
mysqlcheck は MySQL を停止せずに実行できます。Linux サーバ上では MySQL デーモン プロセス(mysqld)、Windows サーバ上では MySQL サービスを続行できます。
以下の手順に従います。
mysqlcheck --all-databases
mysqlcheck --databases db_name
例:
mysqlcheck --databases reporter
項目の説明
db_name = チェックするデータベースの名前
データベースへのパスを指定する必要はありません。 mysqlcheck コマンドはで、デフォルト ポート(ポート 3308)を使用するすべてのデータベースが検索されます。 カスタム ストレージ エンジンでの、archive および archive15 データベースについては mysqlcheck コマンドの使用はサポートされません。 これらのデータベースへの接続のための正しいポート(ポート 3307)を指定した場合でもコマンドの実行が失敗します。
コマンドにより、各テーブルがチェックされ、すべての問題の修復が試みられます。その後、テーブルの分析と最適化が行われます。 返されるテキストには、チェックが行われたテータベース テーブルがリスト表示され、各テーブルのステータスがレポートされます。
テーブルのチェックがパスした場合は、テーブル名の後ろに「OK」と表示されます。 警告が返され、その後に「OK」と表示されている場合は、問題は解決されています。 未解決のエラーが発生した場合は、CA サポートにお問い合わせください。
次の作業: サービスを停止し、以下のトピックの説明に従ってデータベースをバックアップします。
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