データ収集

CA Network Flow Analysis では 2 種類の展開アーキテクチャがサポートされます。

両方のアーキテクチャで、製品コンポーネントはフローデータの収集、処理、および格納、レポートでのデータの表示、トラップ、イベント、およびスケジュールされたレポートの生成を行うために連携します。

2 層アーキテクチャ

2 層アーキテクチャ展開は NFA Console および 1 つ以上の新しい Harvester から構成されます。新しい Harvester では従来の Harvester タスク、および DSA が 3 層展開で実行するタスクを処理します。

展開フットプリントが削減されるため、アップグレードおよび保持するコンポーネントタイプが少なくなります。データ処理の手順が削減され、ファイルは頻繁に転送されなくなります。

スタンドアロン展開では常に 2 層アーキテクチャが使用されます。スタンドアロンサーバでは NFA Console および新しい Harvester ソフトウェアがホストされます。

3 層アーキテクチャ

3 層アーキテクチャ展開は NFA Console、1 つ以上の Harvester、および 1 つ以上の DSA から構成されます。

Harvester サーバよりお使いの DSA サーバの方が遅延が低い場合は、3 層アーキテクチャの方が好ましい場合があります。また、Harvester サーバはストレージ要件が小さくなります。

3 層アーキテクチャは、「CA Network Flow Analysis アップグレードガイド」の「アップグレードがサポートされているソフトウェアバージョン」で説明されているように、特定の種類の分散展開でのみ利用可能です。