セキュリティを強化するため、メールの中継を IIS Simple Mail Transport Protocol (SMTP)仮想サーバに制限することができます。 SMTP 仮想サーバが公にアクセス可能な場合、ユーザはそれを介して不要な電子メールを配布できます。
SMTP 仮想サーバの中継の制限を設定し、アクセスが 127.0.0.1 に対してのみ許可され、その他すべてのコンピュータには許可されないようにします。 この制限により、選択されたコンピュータのみが SMTP 仮想サーバによってメッセージを中継できるようになります。 ほかのコンピュータでは、[認証]ダイアログ ボックスに設定された要件を満たしている場合でも、SMTP 仮想サーバにメッセージを中継することはできません。
次の手順に従ってください:
[インターネット インフォメーション サービス (IIS) 6.0 マネージャ]ウィンドウが表示されます。
サーバ詳細が展開されます。 SMTP 仮想サーバが、サーバ下に表示されます。
注: SMTP 仮想サーバが表示されない場合は、SMTP サーバ機能を追加します。
[既定の SMTP 仮想サーバーのプロパティ]ダイアログ ボックスが表示されます。
[中継の制限]ダイアログ ボックスが表示されます。
[コンピュータ]ダイアログ ボックスが表示されます。
[中継の制限]ダイアログ ボックスで、[コンピュータ]のリストに 127.0.0.1 が表示されます。 IP アドレスが 127.0.0.1 のコンピュータは、[アクセス]列に「許可」ステータスが示されます。
[SMTP 仮想サーバーのプロパティ]ダイアログ ボックスが表示されます。 選択したオプションにより、リスト内のコンピュータのみが SMTP 仮想サーバを使用してメッセージを中継できます。 リストに含まれていないコンピュータは、[認証]ダイアログ ボックスで設定された要件を満たしていても、SMTP 仮想サーバにメッセージを中継することはできません。
[SMTP 仮想サーバーのプロパティ]ダイアログ ボックスが閉じます。
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