前提条件の確認

前提条件の確認

Device Pack Customization Tool を使用して新しいメトリックを追加するための前提条件を以下に示します。

• Engine がデバイスを正しくポーリングしている。
• Engine が新しいメトリックを認識する。

このセクションには、以下のトピックが含まれています。

Engine がデバイスを正しくポーリングしていることの確認

Engine が新しいメトリックを認識することの確認

Engine がデバイスを正しくポーリングしていることの確認

Engine がデバイスを正しくポーリングしていることを確認します。

次の手順に従ってください：

1. Data Collector にログインします。
2. 作業ディレクトリを $DC_INSTALL/apache-karaf-2.3.0/data/log に変更します。

   $DC_INSTALL は、Data Collector がインストールされているパスです。 これはデフォルトで /opt/IMDataCollector です。

3. 次のコマンドを実行します。

   grep ERROR ems.log
   

   Engine がデバイスを正しくポーリングしている場合、出力にはエラーがありません。

Engine が新しいメトリックを認識することの確認

Engine がデバイスを正しくポーリングしていることを確認した後に、Engine が新しいメトリックを認識するかどうかを確認します。

次の手順に従ってください：

1. Data Collector にログインします。
2. $DC_INSTALL/apache-karaf-2.3.0/etc/ から org.ops4j.pax.logging.cfg ファイルを開きます。$DC_INSTALL は、Data Collector がインストールされているパスです。 これはデフォルトで /opt/IMDataCollector です。
3. 「# EMS Integration logging」を検索します。
4. 以下の行の「INFO」を「DEBUG」に置き換えます。

   log4j.logger.com.ca.im.dm.mediation=INFO, ems

   log4j.logger.com.ca.im.dm.ems=INFO, ems

   log4j.logger.com.ca.im.data-mgmt.common.ems=INFO, ems

   log4j.logger.com.ca.im.data-collection-manager=INFO, ems

   log4j.logger.com.torokina=INFO, ems

   注： この変更によって、Engine は、デバイスおよびポーリング対象メトリックに関する情報を含む XML ファイルをダンプします。

5. 次回のパフォーマンス ポーリングが発生するまで待ちます。
6. 次回のパフォーマンス ポーリングの完了後に、作業ディレクトリを以下に変更します。

   $DC_INSTALL/apache-karaf-2.3.0/MediationCenter/Queue.Pol/queue-<DevicePackName>

7. 次のコマンドを実行します。

   grep –r <メトリック名> .
   

   Engine が新しいメトリックを認識する場合、作業ディレクトリ内の XML ファイルに <メトリック名> が含まれていれば、その <メトリック名> が返されます。

   重要： このコマンドを実行する際は、コマンドの末尾にあるピリオドも入力してください。

8. 手順 4 の変更を元に戻します。

   重要： 手順 4 の変更を元に戻さない場合、Engine は一時ファイルを削除しないため、ディスク容量を使い果たす可能性があります。