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予防保守の適用

重要: CA CSM を使用して CA Technologies z/OS ベースの製品を保守することを強くお勧めします。 CA CSM を使用する場合、このセクションに記述されている手順は完全に自動化されます。

CA Support Online(http://ca.com/jp/support)には、インストール データの作成後以降に公開されたメンテナンスおよび HOLDDATA があります。 メンテナンス プロセスが完了した製品は、いつでも展開できます。

各企業のメンテナンス ストラテジに従い、製品インストール中および非インストール ユース ケースにおける進行中の予防保守にこの手順を使用します。

注: CA Technologies のメインフレーム メンテナンスの考え方を確認するには、「ベスト プラクティス ガイド」や「CA Next-Generation Mainframe Management」ページを参照してください。

この手順では、CAUNZIP ユーティリティを使用します。 CAUNZIP ユーティリティは ZIP パッケージを z/OS 上で直接処理し、Microsoft Windows ワークステーションなどの中間的なプラットフォームを必要としません。 このユーティリティに精通していない場合は、「CA Common Services for z/OS Administration Guide」を参照してください。 このガイドには、概要およびサンプル バッチ ジョブが含まれています。 このユーティリティを使用するには、CA Common Services for z/OS バージョン 14.0 と共に PTF RO54887 を実行するか、CA Common Services for z/OS リリース 14.1 と共に PTF RO54635 を実行していることが必要です。

以下の手順に従います。

  1. Download Center(http://ca.com/jp/support)に移動し、このリリースが作成された以降に発行された PTF がないかを確認します。 ベース リリースが作成されたのが最近の場合、PTF はまだ発行されていません。 PTF が存在する場合は、ご使用の製品に対応する発行済みソリューションを[Download Cart]に追加し、[Checkout]をクリックします。
  2. 完全なパッケージの要求を指定します。

    処理が完了すると、[Review Download Requests]ページにリンクが表示されます。 また、電子メール通知を受信します。

  3. 製品指示に対応する[Alternate FTP]リンクをクリックして、FTP ログイン情報および ZIP ファイルの場所を取得します。 ZIP ファイルを z/OS システム上の USS ディレクトリにダウンロードします。
  4. CAUNZIP ユーティリティを実行します。

    CAUNZIP により、発行済みソリューションのパッケージが解凍され、SMP/E RECEIVE FROMNTS コマンドで処理可能な SMPNTS ファイル構造が作成されます。 yourHLQ.CAW0JCL(CAUNZIP) にあるユーティリティを実行するためのサンプル JCL については、「CA Common Services for z/OS CAUNZIP Administration Guide」を参照してください。 実行が完了した後、ZIPRPT データ セットにはサマリ レポートが含まれます。 サマリ レポートの機能は以下のとおりです。

  5. CAUNZIP 出力 ZIPRPT ファイル内お提供されるサンプル ジョブを確認します。 JCL をデータ セットにカット & ペーストし、SMPCSI DD ステートメントで SMP/E CSI を指定して、このジョブをサブミットすると、製品指示のPTF を受信すします。
  6. インストール手順でカスタマイズした BTDSEDIT マクロ内にベース インストールからの値が存在することを確認します。
  7. 編集セッションで SAMPJCL メンバ BTD1HOLD を開き、コマンド ラインから BTDSEDIT マクロを実行します。

    注: HOLDDATA ファイルを受信するように BTD1HOLD SAMPJCL を更新してください。

    BTD1HOLD がカスタマイズされます。

  8. BTD1HOLD をサブミットします。

    そのジョブによって、外部 HOLDDATA ファイルがダウンロードされます。

  9. 編集セッションで SAMPJCL メンバ BTD7RECH を開き、コマンド行から BTDSEDIT マクロを実行します。

    BTD7RECH がカスタマイズされます。

  10. BTD7RECH をサブミットします。

    ジョブによって、外部 HOLDDATA ファイルが受信されます。

  11. 編集セッションで SAMPJCL メンバ BTD8APYP を開き、コマンド ラインから BTDSEDIT マクロを実行します。

    BTD8APYP がカスタマイズされます。

  12. BTD8APYP をサブミットします。

    PTF が APPLY されます。

  13. (オプション)編集セッションで SAMPJCL メンバ BTD9ACCP を開き、コマンド ラインから BTDSEDIT マクロを実行します。

    BTD9ACCP がカスタマイズされます。

  14. (オプション) BTD9ACCP をサブミットします。

    これで、PTF が ACCEPT されます。

    注: この時点でジョブをサブミットする必要はありません。 サイトのポリシーに従って、PTF を ACCEPT できます。