このセクションのトピックでは、CA MSM を使用して製品を設定するとき、実行する手動タスクについて説明します。
CA MSM を使用して、CA MIM と CA MII および CA MIA とのさまざまな組み合わせを設定できます。 CA MIA を単独で、CA MII を単独で、または CA MIA と CA MII の両方を同時に設定できます。
DASD 専用通信制御ファイルの共通セットを共有する最大 7 個の MIA アドレス空間をサポートする単一の MIAplex、DASD 制御ファイルの共通セットを共有する最大 7 個の MII アドレス空間をサポートする単一の MIIplex、またはその任意の組み合わせを設定および実装できます。
CA MIM のこのリリースでは、CA MIA と CA MII は別のアドレス空間で実行されるように設定されます。 設定する製品を選択すると、CA MSM 設定ウィザードにより、設定可能な CA MIA/CA MII 製品の変数を確認または変更するように要求されます。
SMP/E によるインストール、展開、および設定の各手順を完了すると、CA MSM によってデータ セットが作成されます。 CA MSM によって作成されるデータ セットの詳細については、「CA MSM によって作成されるデータ セット」を参照してください。
注: 念のため、テスト環境で CA MIM およびそのコンポーネントの初期インストールおよび設定を行うことを強くお勧めします。 このテストによって、他のベンダー製品との競合が検出される可能性があります。
設定の詳細については、「製品の設定方法」を参照してください。
ここでは、CA MSM で設定できる簡単な CA MIA および CA MII MIMplex の例について説明します。 この環境には、1 つの LPAR 上で実行される CA MIM の単一のコピー、および別の LPAR 上で実行される CA MII の単一のコピーがあります。
注: この環境は、CA MII または CA MIA を設定した経験が少ないか、またはまったく経験がない実装担当者が、CA MIM の最初の実装をテストする場合に便利です。

ここでは、2 つのシステムの CA MIA MIAplex および CA MII MIIplex の共有ランタイム ライブラリ設定の例について説明します。どちらのシステムも独自のプライベート DASD 専用制御ファイルを使用して、共通の z/OS プロシージャ ライブラリと共有 CA MIM ランタイム環境を共有しています。 CA MIA の 1 つのコピーと CA MII の 1 つのコピーが 2 つの LPAR 上でそれぞれ実行されています。

ここでは、CA MSM で設定できる最大の CA MIA および CA MII MIMplex の例について説明します。 これは、CA MSM を使用して MIA または MIIplex ごとに自動的に設定できるシステムが最大 7 個であることを意味しています。 CA MSM によって生成される MIA/MIIplex を MIxplex あたりの最大数である 32 システムに増やすには、MIA/MII parm メンバを手動で編集する必要があります。
注: この環境は、CA MII または CA MIA を設定した経験が豊富な実装担当者が、CA MIM の最初の実装をテストする場合に便利です。

CA MSM を使用して、以下のタイプの CA MIM システムを設定できます。 特定の設定の実行中に、以下のうちの 1 つまたは 2 つを設定できます。
以下の[Function and Option]パネルは、設定する MIM システムのタイプを選択するために使用します。

CA MIA DASDONLY システムを設定するには、以下のオプションを選択します。
CA MIA XCF システムを設定するには、以下のオプションを選択します。
CA MII DASDONLY システムを設定するには、以下のオプションを選択します。
CA MII XCF システムを設定するには、以下のオプションを選択します。
CA MSM を使用して設定する方法の詳細については、「製品を構成する方法」を参照してください。
展開から CA MSM を使用して CA MIM を設定した後、以下の手動手順を完了する必要があります。
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