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シンボリック修飾子

データ セット名マスクとディレクトリ パスのシンボリック修飾子と説明が続きます。

Data Set Name Mask

データ セット名マスクは、各データ セットを識別する一意の名前です。 これは、ピリオドで区切られた 1 つ以上の修飾子で構成され、ピリオドを含めた最大入力長は 64 文字です。 データ セット名マスクの変換時の、ピリオドを含めた最大長は 44 文字です。

Directory Path

ディレクトリ パスは USS パス名です。これは、スラッシュ(/)で区切られた 1 つ以上のディレクトリ リーフで構成されます。また、最大入力長は、スラッシュを含め 255 文字です。 ディレクトリ パスの変換時、最大長は 255 文字になります。

Symbolic Substitution

シンボリックの置き換えまたは変換は、CA MSM よって実行されるプロセスで、[Data Set Name Mask]と[Directory Path]に指定したマスク値を変換時のシンボル変数の内容に基づく実際の名前に解決します。 CA MSM シンボルは、シンボル リストに定義されています。 各シンボルはアンパサンド(&)で始まり、ピリオド(.)で終了します。 たとえば、シンボル &LYYMMDD. は アンパサンドと最後のピリオドを含め、変換時の値で置き換えられます。 最後のピリオドは重要です。これは、シンボリック名の一部とみなされます。

Symbolic Variables

データ セット名の構成でシンボリック変数を使用し、データ セット名のセグメントを終了することができます。

例: MSMDID が 255 の場合

SYSWORK.D&MSMDID..DATASET

注: ピリオドが 2 つ必要です。最初のピリオドはシンボリック名の一部なので、変換された値には表示されません。

最終データセット名は SYSWORK.D255.DATASET です。

Numeric Values

CA MSM シンボリック名の一部を数値に変換します。 これらのシンボリック変数の 1 つをデータ セット名で使用する場合、シンボリック変数の前にアルファ定数を挿入することが必要な場合があります。 z/OS データ セット名の命名規則では、データ セット名のセグメントを数値で開始することが許可されていないためです。

変換されたデータ セット名で日付の値を使用する場合、CA MSM で定義されている &LYYMMDD などの 日付シンボリック修飾子の 1 つを使用できます。 データ セット マスク値を構成する方法については、注意が必要です。

例: 2010 年 4 月 1 日の日付に基づく一意の値を持つ中レベル修飾子が必要な場合

Mask = SYSWORK.D&LYYMMDD..DATASET, translates to SYSWORK.D100401.DATASET

以下のマスクの指定は正しくありません。

SYSWORK.&LYYMMDD..DATASET, translates to SYSWORK.100401.DATASET 中レベル修飾子が数値で開始されているので、これは無効なデータ セット名です。

Directory Paths

シンボリックの置き換えは、はディレクトリ パスと同じ論理的な方法で機能します。 ただし、通常、ディレクトリ パスにはピリオドが含まれていないため、ディレクトリ パスに 2 つのドットは表示されません。

例: ターゲット システムが SYSZ の場合。

/u/usr/&MSMSYSNM./deployments translates to /u/usr/SYSZ/deployments

プレビューの例

注: 製品展開が展開される前に、MSMDID が「???」と表示されます。 展開後、自動 ID が割り当てられ、これが MSMDID です。

シンボリック プレビュー例

シンボリック修飾子

ID とシステム情報
MSMDID

これは MSM 展開 ID です。

制限: これは、[Deploy]ボタンをクリックするか、展開の保存時に、MSM によって自動的に割り当てられます。

MSMMPN

これは MSM マウント ポイント名です。 [USS]ラジオ ボタンと[Container Copy] ラジオ ボタンの両方を設定してカスタム データ セットを追加する場合、マウント ポイント名のフィールドに値が入力されます。 これは、リモート パスにあるプライマリ値です。

注: 最初に MSMMPN の値を変換する場合、[Mount Point Name]フィールドにはシンボルを含めることができます。 変数が解決されます。

例: MSMDID の値が 253 で、ユーザが以下の情報を入力した場合

マウント ポイント名: /u/users/deptest/R&MSMDID./leaf

リモート パス: &MSMMPN

&MSMMPN の変換された値は /u/users/deptest/R253/leaf です。

MSMSYSNM

これは MSM システムのオブジェクト名です。

SYSCLONE

これはシステムの短縮名です。

制限: 最大 2 文字。

SYSNAME

これは、非シスプレックス、シスプレックス、共有 DASD クラスタ、またはステージング システムの作成時に入力されるシステム名です。

SYSPLEX

これは、シスプレックスの作成時に入力されるシステム名です。

注: 非シスプレックス システムには、このシンボリックが使用されない場合もあります。

SYSUID

現在のユーザ ID。

ターゲット ライブラリ
MSMHLQ

MSMHLQ は、ターゲット ライブラリの高レベル修飾子です。

制限: これは、完全修飾データ セット名の最初のピリオドより前の文字列です。 高レベル修飾子は 1 から 8 文字になります。

例: johnson.finance.division.script というデータ セットの場合、高レベル修飾子は johnson です。

MSMMLQ

MSMMLQ は、ターゲット ライブラリの中レベル修飾子です。

制限: これは、完全修飾データ セット名の、最初のピリオドより後ろで最後のピリオドより前にある文字列です。 中レベル修飾子のサイズは、定義された修飾子の数によって異なります。

例: johnson.finance.division.script というデータ セットの場合、中レベル修飾子は finance.division です。

MSMLLQ

MSMLLQ は、ターゲット ライブラリの低レベル修飾子です。

制限: これは、完全修飾データ セット名の最後のピリオドより後の文字列です。 低レベル修飾子は 1 から 8 文字になります。

例: johnson.finance.division.script というデータ セットの場合、低レベル修飾子は script です。

MSMSLQ

これはターゲット ライブラリのセカンダリ低レベル修飾子で、低レベル修飾子(MSMLLQ)の直前のデータ セット名の「セグメント」です。

制限: これは、完全修飾データ セット名の最後のピリオドより後の文字列です。 低レベル修飾子は 1 から 8 文字になります。

例: johnson.finance.second.script というデータ セットの場合、低レベル修飾子は script です。

MSMPREF

これは、ターゲット ライブラリ プレフィックスです。 ターゲット ライブラリ プレフィックスは、最後の MSMLLQ の左側のデータセット名全体です。

例: johnson.finance.division.script というデータ セットの場合、プレフィクスは johnson.finance.division です。

MSMDLIBN

展開内の展開済みの各ライブラリでは、展開済みライブラリ番号は一意の番号です。

例: 展開内に 3 つのターゲット ライブラリがあると仮定します。

DSN = USER456.LIBR473.CAIPROC 
DSN = USER456.LIBR473.CAILOAD 
DSN = USER456.LIBR473.CAIEXEC 

方法によって以下のマスクが指定されていると仮定します。

&SYSUID..D&MSMDID..LIB&MSMDLIBN 

USERID が USER789 であり、展開 ID が 877 であると仮定した場合、解決済みの DSN は以下のようになります。

Deployed library = USER789.D877.LIB1.CAIPROC 
Deployed library = USER789.D877.LIB2.CAILOAD 
Deployed library = USER789.D877.LIB3.CAIEXEC 
ローカル日時
LYYMMDD

これはローカルの 2 桁の年です。

YY 2 桁の年

MM 2 桁の月(01=1 月)

DD 2 桁の日(01 から 31)

例: 100311

LYR2

これはローカルの 2 桁の年です。

LYR2 2 桁の年

例: 10

LYR4

これはローカルの 4 桁の年です。

LYR4 4 桁の年

例: 2010

LMON

これはローカルの月です。

LMON 2 桁の月(01=1 月)

例: 03

LDAY

これはローカルの日です。

LDAY 2 桁の日(01 から 31)

例: 11

LJDAY

これはローカルのユリウス日です。

LJDAY 3 桁の日(001 から 366)

例: 1 月 11 日のユリウス日は 011 です。

LWDAY

これはローカルの曜日です。

LWDAY の長さは 3 文字です。 曜日は、MON、TUE、WED、THR、FRI、SAT、SUN です。

例: MON

LHHMMSS

これは、時、分、秒単位のローカル時間です。

HH 2 桁の時間(00 から 23)(am/pm は許可されていません)

MM 2 桁の分(00 から 59)

SS 2 桁の秒(00 から 59)

例: 165148

LHR

これは、時間単位のローカル時間です。

LHR 2 桁の時間(00 から 23)(am/pm は許可されていません)

例: 16

LMIN

これは、分単位のローカル時間です。

LMIN 2 桁の分(00 から 59)

例: 51

LSEC

これは、秒単位のローカル時間です。

LSEC 2 桁の秒(00 から 59)

例: 48

UTC 日時

協定世界時の短縮名は UTC です。

YYMMDD

これは UTC の日付けです。

YY 2 桁の年

MM 2 桁の月(01=1 月)

DD 2 桁の日(01 から 31)

例: 100311

YR2

これは UTC の 2 桁の年です。

YR2 2 桁の年

例: 10

YR4

これは UTC の 4 桁の年です。

YR4 4 桁の年

例: 2010

MON

これは UTC の月です。

MON 2 桁の月(01=1 月)

例: 03

DAY

これは UTC の日です。

DAY 2 桁の日(01 から 31)

例: 11

JDAY

これは UTC のユリウス日です。

JDAY 3 桁の日(001 から 366)

例: 1 月 11 日のユリウス日は 011 です。

WDAY

これは UTC の曜日です。

WDAY の長さは 3 文字です。 曜日は、MON、TUE、WED、THR、FRI、SAT、SUN です。

例: MON

HHMMSS

これは、時、分、秒単位の UTC 時間です。

HH 2 桁の時間(00 から 23)(am/pm は許可されていません)

MM 2 桁の分(00 から 59)

SS 2 桁の秒(00 から 59)

例: 044811

HR

これは、時間単位の UTC 時間です。

HR 2 桁の時間(00 から 23)(am/pm は許可されていません)

例: 04

MIN

これは、分単位の UTC 時間です。

MIN 2 桁の分(00 から 59)

例: 48

SEC

これは、秒単位の UTC 時間です。

SEC 2 桁の秒(00 から 59)

例: 11