以下のトピックでは、CA IdentityMinder 12.6.4 によってサポートされる JBoss クラスタ アーキテクチャについて説明します。
JBoss クラスタ化を設定する際に、ユーザはマスタ ノードを作成します。このノードは、通常、クラスタで最初に起動するノードです。 その他のノードは、起動すると、マスタ ノードから展開ファイルを受信します。 マスタ ノードに障害が発生すると、別のノードが新しいマスタ ノードになります。
以下の JBoss 5 の図は、ノードとクラスタ メンバの関係を示しています。 ノードにはそれぞれ 1 つのクラスタ メンバが含まれます。 クラスタのメンバは、それぞれ一意のサーバ ピア ID を持ちます。 マスタ ノードは、最初に作成されたと想定すると、クラスタ メンバ 1 になります。

この図では、メッセージング データベースはクラスタ メンバがメッセージを共有するためのセントラル ストアです。また、ノードには、それぞれ 以下の 3 つのコンポーネントが含まれます。
製品のコア機能を提供します。
JMS を使用して、クラスタのメンバ用のメッセージ機能を提供します。
JBoss Enterprise Application Platform (EAP) 6.1 では、CA IdentityMinder は、ノード間の通信にユニキャストまたはマルチキャストのいずれかの方式を使用するクラスタをサポートします。 いずれかのタイプのクラスタで、マスタ ノードを作成します。マスタ ノードは、通常、クラスタ内で最初に起動するノードです。 その他のノードは、起動すると、マスタ ノードから展開ファイルを受信します。 マスタ ノードに障害が発生すると、別のノードが新しいマスタ ノードになります。
たとえば、2 ノードのクラスタがあるとします。 以下の図は、ノードとクラスタ メンバの関係を示しています。 各ノードには、1 つのクラスタ メンバが含まれます。 クラスタの各メンバには一意のサーバ ピア ID があります。 マスタ ノードは、最初に作成されたと想定すると、クラスタ メンバ 1 になります。

この図には、以下のコンポーネントがあります。
製品のコア機能を提供します。
クラスタ メンバにメッセージ機能を提供します。 各ノードで、2 つの HornetQ インスタンス(ライブ インスタンスとバックアップ インスタンス)を設定します。
データベースを使用せずにジャーナル ファイルによって HornetQ メッセージを永続化させます。 ジャーナル ファイルを格納するように各 HornetQ インスタンスを設定します。 この例では、すべてのノードが、ストレージ エリア ネットワーク(SAN)サーバ上にある一連のジャーナル ファイルを共有しています。 このシナリオは、「共有ストア」と呼ばれます。
インストール時に共有ストアではなくレプリケーションを選択すると、ジャーナル ファイルは各ノードに格納されます。
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