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フィールド表示プロパティの動的な変更方法

CA IdentityMinder では、プロファイル画面の他のフィールドの値に基づいて、特定のフィールド表示プロパティを設定できます。 JavaScript を用いることで、フィールドの非表示/表示、またはフィールドの有効化/無効化を実行できます。 たとえば、JavaScript を使用して、[従業員タイプ]が[Temp(テンプ)]に設定されている場合に、[Agency(エージェント)]フィールドを表示できます。 [従業員タイプ]が[Full Time(フルタイム)]または[Part Time(パートタイム)]である場合は、[Agency(エージェント)]フィールドは、非表示になります。

プロファイル画面定義の[フィールドのプロパティ]ダイアログ ボックスの[初期化 JavaScript]フィールドまたは[検証 JavaScript ]フィールドに JavaScript を入力します。 フィールドの表示を制御する方法は、初期化および検証手法の FieldContext クラスで提供されています。

たとえば、上述の[Agency(エージェント)]フィールドの表示を制御するには、以下の JavaScript コードを、[従業員タイプ]フィールドの[フィールドのプロパティ]の[検証 JavaScript]フィールドに入力します。[従業員タイプ]フィールドに対して行った変更により、[Agency(エージェント)]フィールドの表示を制御するためです。

function validate(FieldContext, attributeValue, changedValue, errorMessage) {
if (attributeValue == "Temp") {
FieldContext.showField("Agency");
  }
else {
FieldContext.hideField("Agency");
}
return true;
}

フィールドの値が変更されたときに、JavaScript を確実にトリガさせるために、[変更時に検証]フィールドを[はい]に設定します。