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パスワード構成の設定

新しいパスワードの作成方法を決定するルールを指定できます。 文字の要件に関する値を決定するときは、パスワードの最大長を必ず考慮してください。 必要な文字および数値の合計数が最大パスワード長を超えると、すべてのパスワードが拒否されます。 たとえば、[文字]と[数字]が共に「6」に設定された場合、すべてのパスワードには 12 文字(6 つの文字と 6 桁の数字)以上が含まれます。 この例では、パスワードの最大長が 8 文字である場合、すべてのパスワードが拒否されます。

パスワード構成の設定には以下のものがあります。

パスワード最小長

ユーザ パスワードの最小文字数を指定します。

パスワード最大長

ユーザ パスワードの最大文字数を指定します。

繰り返し文字の最大数

パスワード内で連続して使用可能な反復文字の最大数を決定します。

たとえば、この値を「3」に設定すると、パスワードに 「aaaa」のように指定することはできません。 ただし、「aaa」は指定できます。 この値を設定して、ユーザが 1 種類の文字によるパスワードを入力できないようにします。

英大文字

大文字の英字の使用を許可するかどうかを指定し、許可する場合はパスワードに含める必要がある最小文字数を指定します。

英小文字

小文字の英字の使用を許可するかどうかを指定し、許可する場合はパスワードに含める必要がある最小文字数を指定します。

文字

文字の使用を許可するかどうかを指定し、許可する場合はパスワードに含める必要がある最小文字数を指定します。

注: 大文字と小文字の使用を許可すると、[文字]チェック ボックスは自動的にオンになります。

数字

数字の使用を許可するかどうかを指定し、許可する場合はパスワードに含める必要がある最小文字数を指定します。

文字または数字

文字と数字の使用を許可するかどうかを指定し、許可する場合はパスワードに含める必要がある最小数を指定します。 [数字] と共に この設定を使用すると、文字はどちらの要件も満足することができます。 たとえば、この設定を行い、[数字]が 4 の場合、パスワード「1234」は有効です。

注: 大文字、小文字、文字、または数字の使用を許可すると、[文字または数字]チェック ボックスは自動的にオンになります。

記号

記号の使用を許可するかどうかを指定し、許可する場合はパスワードに含めることができる最小数を指定します。 記号とは、ピリオド、カンマ、感嘆符、スラッシュ、ダッシュおよびハイフンです。

印刷不能

印刷不能文字の使用を許可するかどうかを指定し、許可する場合は、パスワードに含める必要がある最小印刷不能文字数を指定します。 印刷不能文字は、コンピュータ画面には表示されません。

注: 一部のブラウザでは、印刷不能文字をサポートしていません。

英数字以外

記号およびその他のシンボル(「@」、「$」、「*」など)のように、英数字でない文字の使用を許可するかどうかを指定し、許可する場合は、パスワードに含めることができる最小文字数を指定します。 ここには、印刷不能文字も含まれます。 また、英数字以外の文字は [記号] および[印刷不能]文字の要件も満たします。