プライマリイベントおよびセカンダリイベント

一般的に、イベントは他のイベントから独立しています。しかし、タスクの中には、プライマリイベントおよび複数のセカンダリイベントに関連付けられているタスクもあります。

プライマリイベントが失敗に終わると、そのセカンダリイベントはすべて自動的に拒否されます。たとえば、CreateUserEvent が失敗した場合、そのユーザのために、AddToGroupEvent を実施する必要はありません。また、プライマリイベントの失敗は、関連付けられているタスクのキャンセルにつながります。
セカンダリイベントが失敗しても、そのタスクで実施される他のどのイベントまたはそのタスク自体の成功にも影響は及ぼされません。たとえば、［ユーザの作成］タスクで、AddToGroupEvent が拒否されることがあります。それは、新規ユーザを特定のグループに追加できないことを意味します。ユーザの作成（CreateUserEvent）、プロビジョニングロールへの割り当て（AssignProvisioningRoleEvent）、および他のグループへの追加は、依然として可能です。