リソース バンドルは、ロケール固有のテキスト文字列とユーザ インターフェース エレメントを関連付ける CA Identity Manager ファイルです。 このファイルで、ユーザ インターフェース エレメントにはキー ID が割り当てられます。キー ID はロケール固有のテキスト文字列とペアになります。
CA Identity Manager が管理タスク プロファイル画面などの画面上でキー ID を持つエレメントに遭遇すると、リソース バンドルのペアとなる値が表示されます。
たとえば、CA Identity Manager リソース バンドルの[送信]ボタンのエントリは、以下のとおりです。
global.button.submit=Submit
キー ID は global.button.submit であり、値は Submit です。 CA Identity Manager がユーザ インターフェース画面定義の global.button.submit キー ID に遭遇すると、単語 Submit が表示されます。
キー ID については、以下の点に注意が必要です。
attribute.displayname.department
このメソッドでは、ユーザがカスタム リソース バンドルの名前を指定できます。 デフォルト リソース バンドルからカスタム マッピングを分けるために、カスタム リソース バンドルを使用できます。
この構文の形式は以下のとおりです。
${bundle=ResourceBundle:key=keyID}
この構文例では、以下のとおりになっています。
bundle=ResourceBundle
カスタム リソース バンドルを使用している場合、キー ID のテキスト文字列マッピングが含まれるリソース バンドルを指定します。
注: iam_im.ear/custom/resourceBundles でカスタム リソース バンドルを作成し、resourceBundles.MyResourceBundle として参照します。
バンドル名は、標準 Java ローカライズ構文を使用します。 バンドル名に .properties 拡張子を含める必要はありませんが、iam_im.ear/custom に対して、完全修飾が必要です。
この名前/値のペアはオプションです。 キー ID がベース リソース バンドルである IMSResources.properties に定義されている場合、リソース バンドルを指定する必要はありません。 この場合、管理タスク画面のキー ID は次のとおりです。
${key=keyID}
key=keyID
表示するテキスト文字列にマップするキー ID を指定します。 マッピングはリソース バンドル内に存在する必要があります。
完了したキー ID エントリは以下のサンプルのようになります。
${bundle=resourceBundles.MyResourceBundle:key=attribute.displayname.department}
imstask.label.elementname
以下に例を示します。
imstask.label.attribute.displayname.department
ユーザがこのメソッドを使用するとき、attribute.displayname.department がリソース バンドルに表示される必要があります。
注: カスタム ローカライズ ファイルを作成している場合、翻訳ツールを使用して、別の言語のキー ID にマッピングされた値を変更します。 たとえば、フランス語の[送信]ボタンを表示するには、翻訳ツールは以下のように、フランス語のリソース バンドルの global.button.submit キー ID とペアになった値を変更します。
global.button.submit=Enter
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