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コンテナのプロパティ (LDAP ディレクトリの場合のみ)

LDAP ディレクトリで、コンテナ グループには特定のタイプのオブジェクトが含まれます。 コンテナが指定されるときに、CA Identity Manager はコンテナ内のエントリのみを処理します。 たとえば、コンテナ ou=People を指定するときに、CA Identity Manager は People コンテナに存在するユーザを処理します。

注: 定義されたコンテナではなく LDAP ディレクトリに存在するユーザおよびグループが、ユーザ コンソールに表示される場合があります。 このようなユーザとグループを管理する場合に問題が発生する場合があります。

コンテナは、ユーザおよびグループのみをグループ化します。 組織のコンテナは指定できません。

コンテナのプロパティを以下に示します。

objectclass

特定のタイプのオブジェクトが作成されるコンテナの LDAP オブジェクト クラスを指定します。 たとえば、ユーザ コンテナのデフォルト値は "top,organizationalUnit," で、ユーザが LDAP 組織単位(ou)で作成されることを示します。

ID

コンテナ名(たとえば ou)を格納する属性を指定します。 以下の例のように、属性と名前の値がペアになって、コンテナの相対 DN を構成します。

ou=People

Name

コンテナ名を指定します。