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ポリシー ルール評価の最適化

ユーザ セットを動的に識別するポリシー ルールは、ロール メンバ、管理者、所有者ポリシー、およびアイデンティティ ポリシーの評価で使用されます。 これらのルールの評価は大規模な CA Identity Manager の実装において、かなり時間がかかる場合があります。

注: メンバ、管理者、所有者、およびアイデンティティ ポリシーに関する詳細については、「管理ガイド」を参照してください。

ユーザ属性を含むルールに対する評価時間を短縮するには、メモリ内評価オプションを有効にします。 メモリ内評価オプションが有効な場合、CA Identity Manager はユーザ ストアから評価されるユーザに関する情報を取得し、メモリにそのユーザを表示したものを格納します。 CA Identity Manager では、このメモリ内表示を使用して、ポリシー ルールに対する属性値を比較します。 これにより、CA Identity Manager がユーザ ストアに直接行うコール数が制限されます。

管理コンソールで、環境用のメモリ内評価オプションを有効にします。

次の手順に従ってください:

  1. 管理コンソールを開きます。
  2. [環境]-[環境名]-[詳細設定]-[その他]を選択します。

    [ユーザ定義プロパティ]ページが開きます。

  3. [プロパティ]フィールドに以下のテキストを入力します。

    UseInMemoryEvaluation

  4. [値]フィールドに以下のいずれかの数を入力します。
    0

    メモリ内評価は無効です。

    1

    メモリ内評価は有効です。 このオプションが指定される場合、属性比較は大文字と小文字を区別します。

    3

    メモリ内評価は有効です。 このオプションが指定される場合、属性比較は大文字と小文字を区別しません。

  5. [追加]をクリックします。

    CA Identity Manager は、環境の既存のプロパティのリストに新規プロパティを追加します。

  6. [保存]をクリックします。