LDAP ユーザ ストアの管理 › ユーザ、グループ、および組織管理対象オブジェクトの説明 › 管理対象オブジェクトの説明 › コンテナ

コンテナ

管理を容易に行うために、コンテナ内の特定のタイプのオブジェクトをグループ化できます。 ユーザがディレクトリ設定ファイルのコンテナを指定する場合、CA Identity Manager はコンテナ内のエントリのみを管理します。 たとえば、以下の図に示すように、ユーザが People という名前のユーザ コンテナを指定する場合、CA Identity Manager は People コンテナ内のユーザを管理します。

• 階層的ディレクトリ

  

• フラット ディレクトリ

  

これらの例では、すべてのユーザが People コンテナに存在します。

コンテナを指定する場合は、以下の点に注意してください。

• コンテナが組織に存在しない場合、CA Identity Manager は最初のエントリが追加されるとすぐにコンテナを作成します。 階層的ディレクトリの場合、CA Identity Manager は、エントリが追加される組織にコンテナを作成します。 フラット ディレクトリおよび組織をサポートしない階層的ディレクトリの場合、CA Identity Manager は、検索ルートの下にコンテナを作成します。これは CA Identity Manager ディレクトリの作成時に指定します。
• CA Identity Manager は、指定されたコンテナに存在しないエントリを無視します。 たとえば、People コンテナを指定する場合、People コンテナ以外に存在するユーザを管理することはできません。

  注： 指定されたコンテナに存在しないユーザを管理するには、別の CA Identity Manager 環境を作成します。