ディレクトリ構造

CA Identity Manager は、以下のディレクトリ構造をサポートします。

階層的 -- 親組織（ルート）およびサブ組織が含まれます。サブ組織には、そのサブ組織もあります。以下の図に示すように、複数レベルの構造を作成します。
フラット -- ユーザとグループは、検索ルート、または検索ルートの 1 レベル下のコンテナに格納されます。フラットディレクトリ構造の以下の図に示すように、組織には階層構造があります。

フラットディレクトリ構造でユーザ管理および委任が容易に行えるように、ユーザとグループは論理的な組織に属します。論理的な組織はユーザおよびグループプロファイルの属性として格納されます。
フラットユーザ -- 組織とグループは階層的に格納されます。しかし、ユーザは、検索ルートまたは検索ルートの 1 レベル下のコンテナに格納されます。フラットユーザディレクトリ構造の例は、以下の図に示されます。

フラットユーザディレクトリ構造では、ユーザは論理的な組織に属します。ユーザの論理的な組織はユーザプロファイルの属性として格納されます。
組織なし -- ディレクトリには組織が含まれません。ユーザとグループは、検索ルート、または検索ルートの 1 レベル下のコンテナに格納されます。組織なしのディレクトリは以下の図に示されます。

注：ディレクトリには複数のタイプの構造を含むことができます。たとえば、ユーザプロファイルは、ディレクトリの一部ではフラットな構造で格納し、別の部分では階層的に格納できます。ハイブリッドディレクトリ構造をサポートするには、複数の CA Identity Manager 環境を作成します。