カスタム認証方式を使用したユーザクレデンシャルの収集

SiteMinder は、ユーザクレデンシャルを収集し、ログイン時にユーザのアイデンティティを決定するために認証方式を使用します。ユーザが識別されれば、CA Identity Manager はユーザの権限に基づいてあるパーソナライズされたユーザコンソールを生成します。

CA Identity Manager 環境を保護するために任意の SiteMinder 認証方式も実装できます。

たとえば、ユーザは HTML 形式でクレデンシャルを収集する、Forms Authentication Scheme を実装できます。 HTML フォームを使用すると、会社ロゴ、自己登録や忘れたパスワードページへのリンクなど、ブランド要素を含むログインページを作成できます。

注：高度な認証方式に関する詳細については、「CA SiteMinder Policy Server Configuration Guide」を参照してください。

次の手順に従ってください：

以下のいずれかのインターフェースにログインします。
- CASiteMinder Web Access Manager r12 の場合は、管理 UI にログインします。
- CA eTrustSiteMinder6.0 SP5 の場合は、ポリシーサーバユーザインターフェースにログインします。
  注：これらのインターフェースの使用の詳細については、使用している SiteMinder のバージョン用のドキュメントを参照してください。
「CA SiteMinder Policy Server Configuration Guide」の説明に従って、認証スキームを作成します。
手順 1 で作成した認証スキームを使用するのに適切な CA Identity Manager 環境を保護するレルムを変更します。
レルム名の形式は、以下のとおりです。

Identity Manager-environment_ims_realm

注：パブリックタスクのサポートを設定している場合は、追加のレルム、Identity Manager-environment_pub_realm を参照します。このレルムは、クレデンシャルを提供せずに、不明のユーザが自己登録と忘れたパスワード機能を使用可能な匿名の認証スキームを使用します。これらのレルムの認証スキームを変更しないでください。