サービスの変更

システム管理者は、以前に作成したサービスを変更できます。たとえば、サービスにロールを追加することにより、サービスがサービスメンバに付与する権限を変更できます。また、サービスに対する管理者および所有者のルール、サービスの前提条件、およびその他の管理上の詳細を変更できます。

指定されたユーザのサービスを CA CloudMinder が履行済みの場合、そのサービスへの変更はユーザに伝達されません。サービスの変更を決定した場合、変更前にサービスを受信したユーザに元の権限があります。変更後にサービスを受信するユーザは、変更されたサービスによって付与される権限を持ちます。例として次の場合を考えてみましょう。

システム管理者は、サービスメンバに「販売マネージャ」ロールと「販売」グループを付与する「販売マネージャ」サービスを作成します。ユーザは「販売マネージャ」サービスをリクエストし、CA CloudMinder はユーザに適切なロールとグループを付与することにより、サービスを履行します。「従業員マネージャ」ロールを含めるために「販売マネージャ」サービスを変更することにします。こうすると、このサービスの既存メンバは「従業員マネージャ」ロールを受信しません。「営業マネージャ」サービスの新メンバーのみが、「販売マネージャ」ロールおよび「販売」グループに加えて「従業員マネージャ」ロールを受信します。

したがって、サービスの変更を考慮するのは、サービスがメンバを持たない場合のみにしてください。すなわち、どのユーザもサービスのリクエストおよび受信をしておらず、どの管理者もユーザにサービスを割り当てていない場合にのみ、サービスを変更するようにしてください。

サービスについては、管理情報、管理者および所有者のルール、サービスの前提条件、および権限（タスク、ロール、グループ、および属性）を変更できます。

次の手順に従ってください：

サービス管理権限がある CA CloudMinder アカウントにログインします。
たとえば、環境の最初のユーザはシステムマネージャロールを持ちます。このロールには［サービスの変更］タスクが含まれます。
ナビゲーションメニューから［タスク］-［サービス］を選択します。
［サービスの管理］-［サービスの変更］をクリックします。
検索画面が表示されます。
変更するサービスを検索します。
自分が管理者権限を持つすべてのサービスのリストを表示するには、検索条件を変更せずに［検索］をクリックします。
サービスを選択し、［選択］をクリックします。
確認メッセージが表示されます。
［はい］をクリックします。
［サブミット］をクリックします。
CA CloudMinder は、変更をサービスに適用します。