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ポリシーベース ワークフロー

ポリシーベース ワークフローを使用すると、ルールの評価に基づいて、ワークフロー コントロールのもとにイベントまたは管理タスクを配置できます。 これにより、常にイベントや管理タスクによりワークフロー プロセスが開始されるのではなく、イベントまたは管理タスクに関連付けられたルールが True である場合にワークフロー プロセスにより作業アイテムが実行および生成されます。

承認ルールは、ワークフロー プロセスを開始するかどうかを決定する条件です。 ワークフロー プロセスが開始されると、イベントまたは管理タスクはワークフロー コントロールのもとに配置され、承認者の作業リストに作業アイテムが追加されます。

承認ポリシーは、承認ルール、ルールの評価タイプ、ポリシー順序、ポリシーの説明、およびワークフロー プロセスを組み合わせたものです。

たとえば、新規のグループを作成する場合、新しいグループが、指定された親組織の一部門である場合のみ、CreateGroupEvent をワークフロー コントロールの下に配置し、作業アイテムを作成するように承認ポリシーを定義できます。 新規グループがその組織の一部門でない場合は、ワークフロー プロセスは実行されず、作業アイテムは作成されません。

イベントに複数のルールがある場合、そのイベントを承認するには、イベントに関連付けされたすべてのワークフロー プロセスを承認する必要があります。 同様に管理タスクでも、ワークフロー制御のもとに CreateGroupTask を配置する承認ポリシーを定義し、新しいグループの名前が「セールス」で始まる場合にのみ作業アイテムを作成できます。 新しいグループの名前が「セールス」で始まらない場合、ワークフロー プロセスは実行されず、作業アイテムも作成されません。

常時評価を行うか、または管理対象オブジェクトの指定された属性が変化した場合(従業員の給与の値が変化した場合など)のみに評価を行うかのポリシー ルールを作成できます。

注: 以前のバージョンのポリシー ベース ワークフローでは、承認者が属性を変更すると再承認のためにサブミットされました。 属性レベルの承認および拒否により、どの段階の変更も 1 回のみ承認されます。 ルールに含まれる属性が変更された場合でも、作業アイテムが再承認のためにサブミットされることはありません。 承認者が変更を承認すると、新しい変更がサブミットされるか、タスクが再サブミットされるまでは、その作業アイテムを見ることはありません。