ユーザ ストアが LDAP ディレクトリの場合は、あるグループを別のグループのメンバとして追加することができます。 このグループをネスト グループと呼びます。
ネスト グループが含まれるグループを親グループと呼びます。 ネスト グループのメンバは、親グループのメンバとなります。 ただし、親グループのメンバはネスト グループのメンバにはなりません。
電子メールの配信リストでは、あるリストを別のリストのメンバにすることができますが、ネスト グループもこれと似ています。 ネスト グループでは、グループ メンバとしてグループとユーザを追加できます。 あるグループを別のグループのメンバシップ リストにネストすると、ネスト グループのメンバがすべて組み込まれます。
たとえば、会社の製造部門、設計部門、配送部門、会計部門ごとに別個のグループを作成した場合、これらの各部門グループを会社の親グループのメンバとしてネストすると、会社全体を表す親グループを構成することができます。 こうすると、製造、設計、配送、会計の各ネスト グループに加えた変更内容が、会社全体のネスト グループに自動的に反映されるようになります。 別のグループ内にネストされたグループは、動的グループにすることができ、他のネスト グループを組み込むことができます。
静的グループ、動的グループ、ネスト グループの例の図に、静的グループ、動的グループ、およびネスト グループによって作成された親グループを示します。
ネスト グループを作成する前に、以下の点に注意してください。
たとえば、親グループ A がネスト グループ B と C によって作成された場合、グループ A の管理者はグループ A のメンバのみ変更でき、B と C のメンバは変更できません。 グループ B と C は、適切な権限を持つ管理者のみ変更することができます。
<GroupTypes type=type>
type は NESTED、DYNAMIC、または ALL にすることができます。
GroupTypes は大文字小文字が区別されます。
ネスト グループを作成する方法
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