前のトピック: プロビジョニング ロールによって作成されたアカウントのパスワード次のトピック: プロビジョニング ロール メンバシップ イベント累積の有効化


プロビジョニング ロール イベントの処理順序

デフォルトの CA Identity Manager タスクの中には、プロビジョニング ロール メンバシップを決定するイベント(タスクを完了するために CA Identity Manager が実行するアクション)があります。 たとえば、デフォルトの[ユーザの変更]タスクには、AssignProvisioningRoleEvent および RevokeProvisioningRoleEvent が含まれます。 プロビジョニング ロールの割り当てまたは取り消しにより、エンドポイントでアカウントを追加または削除できます。 場合によっては、エンドポイントで、すべての[追加]アクションを[削除]アクションの前に行うことを要求されることがあります。

CA Identity Manager によって[追加]アクションが最初に処理されるようにするには、管理コンソールでプロビジョニング ロール メンバシップ イベントの累積の設定を有効にします。 この設定が有効になると、CA Identity Manager により、すべての[追加]および[削除]アクションを AccumulatedProvisioningRolesEvent と呼ばれる単一のイベントに累積します。 たとえば、[ユーザの変更]タスクにより、1 人のユーザに 3 つのプロビジョニング ロールが割り当てられ、そのユーザから 2 つの他のプロビジョニング ロールが削除される場合、3 つの [追加]アクションと 2 つの[削除]アクションを含む AccumulatedProvisioningRolesEvent が生成されます。

このイベントを実行すると、すべての[追加]アクションは、単一の操作に統合され、プロビジョニング サーバに送信され、処理されます。 [追加]アクションの処理が完了すると、CA Identity Manager により、[削除]アクションが単一の操作に統合され、その操作がプロビジョニング サーバに送信されます。

この設定を有効にすると、以下の CA Identity Manager 機能に影響を及ぼします。