前のトピック: Crystal Reports でのレポートの作成次のトピック: パラメータ リスト ボックス用のSQL クエリの定義

レポート › カスタム スナップショット レポートの作成および実行方法 › レポート パラメータ XML ファイルの作成

レポート パラメータ XML ファイルの作成

パラメータは、レポートのフィルタに使用されるレポート フィールドの 1 つです。 パラメータを使用してデータをフィルタすることで、レポートを生成できます。 レポートの検索画面をカスタマイズできるようにするには、各レポート（RPT ファイル）をレポート パラメータ XML ファイルに関連付けます。 CA Identity Manager では、ユーザがレポートの生成時に必要なデータを入力または選択できるように、レポート タスクを作成し、検索画面を作成できます。

注： レポートがオブジェクトの属性にクエリを実行する場合にのみ、レポート パラメータ XML ファイルが必要です。

レポート パラメータ XML ファイルはレポート（RPT ファイル）と同じ名前にし、.xml 拡張子を持つ必要があります。 たとえば、test1.rpt というレポートをレポート サーバにアップロードする場合、XML ファイルは test1.xml という名前になります。

レポート パラメータ XML ファイルには以下のエレメントが含まれます。

<product>

パラメータが使用される製品を識別します。 同じパラメータ XML ファイルを使用して、複数の製品に異なるパラメータを作成できます。

<screen>

画面に表示されるパラメータを定義します。 パラメータを特定の画面にバインドするには、画面エレメントを使用できます。 画面 ID は一意の英数字で、画面と画面のパラメータを識別するために使用されます。

<parameters>

画面のパラメータの集合を指定します。

<param>

指定されたデータをレポートに転送するパラメータ エレメントを定義します。 <param> エレメントでは、以下の属性が使用されます。

id

レポートの、どのパラメータに関連付けるかを定義します。

注： ID は、Crystal Report のパラメータと同じ名前を持つ必要があります。

name

このフィールドは CA Identity Manager では現在使用されていません。 この属性は、id と同じ値に設定します。

displaytext

パラメータの画面に表示する、分かりやすいテキストを指定します。

type

パラメータのタイプを定義します。 この属性に基づいて画面が変わります。 サポートされるパラメータ タイプは、以下のとおりです。

  • テキスト ボックス

    例： <param id="param1" displaytext="First Name" name="param1" type="string"/>

  • 日時

    例： <param id="dateVal" displaytext="Date" name="dateVal" type="date_str"/>

    <param id="timeVal" displaytext="Time" name="timeVal" type="time_str"/>

    <param id="datetimeVal" displaytext="Date & Time" name="datetimeVal" type="date_time_str"/>

  • ドロップダウン リスト

    例： <param id="lastname1" displaytext="Name" name="lastname1" type="dropdown" default="key1%1FMy Value1%1Ekey2%1FMy Value2" selected_value="My Value2"/>

  • リスト ボックス

    例： <param id="lstlastname1" displaytext="Name" name="lstlastname1" type="listbox" rows="10" default="key1%1FSuper%1Ekey2%1Fsql2kSuser01%1E key1F%Super"/>

  • ラジオ ボックス

    例： <param id="optionslist" displaytext="Option 1" name="optionslist" type="radiobox" value="option1"/>

    <param id="optionslist" displaytext="Option 2" name="optionslist" type="radiobox" value="option2"/>

    <param id="optionslist" displaytext="Option 3" name="optionslist" type="radiobox" value="option3"/>

  • チェック ボックス

    例： <param id="enabled" displaytext="Enabled" name="enabled" type="checkbox"/>

row

リスト ボックスに表示する行の数を定義します。

デフォルト： 5

default

指定されたパラメータの画面に表示されるデフォルト値を定義します。 この属性は、文字列、リスト ボックス、およびドロップダウン リストの各タイプで使用できます。