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例: 単一ノード インストール

単一ノード インストールでは、1 つのアプリケーション サーバ ノード上に CA Identity Manager サーバがインストールされます。 また、各プロビジョニング コンポーネントの 1 つのコピーがインストールされますが、コンポーネントは異なるシステム上にインストールできます。 以下の図は、単一ノードへの CA Identity Manager インストールの例で、同じシステム上にプロビジョニング サーバ、別のシステム上にプロビジョニング ディレクトリがあります。

簡単なインストールには、すべてのサーバ用の 1 つのシステム、およびディレクトリとデータベース用の他のシステムが含まれます。

この例は、プラットフォームの選択肢も示します。 この場合は、以下が行われます。

これらのプラットフォームは単なる例です。 他のプラットフォームを代わりに選択できます。

CA Identity Manager サーバ

CA Identity Manager 内のタスクを実行します。 J2EE CA Identity Manager アプリケーションには、管理コンソール(環境設定用)およびユーザ コンソール(環境管理用)が含まれます。

CA Identity Manager 管理ツール

CA Identity Manager を設定および使用するためのツールおよびサンプルを提供します。 ツールには、Connector Xpress、Java コネクタ サーバ SDK、設定ファイル、スクリプト、ユーティリティ、および CA Identity Manager API と API サンプルと共にカスタム オブジェクトのコンパイルに使用する JAR ファイルが含まれます。 プロビジョニング マネージャおよび WorkPoint Designer も管理ツールに含まれています。

ほとんどの管理ツールのデフォルトの場所は、以下のとおりです。

ただし、プロビジョニング マネージャのデフォルトの場所(Windows にインストールされる場合のみ)は、以下のとおりです。

C:¥Program Files¥CA¥Identity Manager¥Provisioning Manager

: Tools¥db ディレクトリには、データベース スキーマについて説明するドキュメントも含まれます。

レポート サーバ

CA Business Intelligence を使用します。 このサーバを使用してスナップショット データベースからデータを組み込みます。これには、CA Identity Manager オブジェクト ストアおよび CA Identity Manager ユーザ ストアからの情報が含まれます。 スナップショット レポートの例は、ユーザ プロファイル レポートです。 また、無効なスナップショットを応用して、レポートを作成できます。これには、監査データベースなど他のデータ ソースからのデータが含まれます。

CA Identity Manager データベース

CA Identity Manager のデータを格納します。 データベースは、監査、タスク永続性、スナップショット(レポート)、ワークフロー、および CA Identity Manager オブジェクトの情報を格納します。 各データベースは、リレーショナル データベースである必要があります。

注: サポートされているリレーショナル データベースの一覧については、CA サポート サイトで CA Identity Manager サポート マトリックスを参照してください。

CA Identity Manager ユーザ ストア

ユーザとその情報を含みます。 このストアは、会社によってすでに使用中の既存ユーザ ストアである場合があります。 このユーザ ストアは、LDAP データベースまたはリレーショナル データベースの場合があります。

注: CA Identity Manager のユーザ ストアのセットアップの詳細については、「設定ガイド」を参照してください。

CA Identity Manager プロビジョニング サーバ

エンドポイント システムのアカウントを管理します。 同じシステムまたは別のシステムに、コネクタ サーバもインストールできます。これはエンドポイントに対する Java または C++ ベースのコネクタを管理します。

CA Identity Manager プロビジョニング ディレクトリ

CA Directory に対するプロビジョニング ディレクトリ スキーマを指定します。 このスキーマにより CA Directory 内に Directory System Agent (DSA)をセットアップします。 CA Identity Manager ユーザ ストアが、プロビジョニング ディレクトリである場合もあります。

CA Identity Manager プロビジョニング マネージャ

グラフィカル インターフェースを通じてプロビジョニング サーバを管理します。 このツールは、アカウント テンプレートを使用してアカウントを同期するような管理タスクに使用されます。 プロビジョニング マネージャは CA Identity Manager 管理ツールの一部としてインストールされるか、またはそれらのツールとは別個にインストールできます。

注: このアプリケーションは Windows 上でのみ実行されます。