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CA Identity Manager コンポーネントのインストール

運用環境の場合は、データ サーバには別個のシステムを使用します。 たとえば、プロビジョニング ディレクトリおよびデータベース(SQL または Oracle)は、CA Identity Manager サーバ およびプロビジョニング サーバとは別のシステムにインストールすることを推奨します。 SiteMinder をインストールする場合も、別個のシステムにインストールできます。 管理ツールは、任意のシステムにインストールできます。

CA Identity Manager インストーラを使用して、必要なシステムでインストールを実行してください。 下記のインストーラ実行手順では、インストール メディアの最上位フォルダにある以下のプログラムを参照します。

release は、CA Identity Manager の現在のリリースです。

インストールするコンポーネントごとに、ホスト名やパスワードなど、インストーラ画面で必要となる情報を確認しておいてください。 インストール中に問題が発生した場合は、インストール ログを検証してください。

SiteMinder の拡張をインストールする方法

  1. ローカル管理者(Windows の場合)またはルート(Solaris の場合)として、SiteMinder が インストールされているシステムにログインします。
  2. SiteMinder サービスを停止します。
  3. インストーラを実行し、[Extensions for SiteMinder]を選択します。

CA Identity Manager サーバをインストールする方法

  1. SiteMinder を別個のシステムにインストールした場合は、SiteMinder の拡張もそれと同じシステムにインストールします。
  2. ローカル管理者(Windows の場合)またはルート(Solaris の場合)として、アプリケーション サーバがインストールされているシステムにログインします。
  3. アプリケーション サーバを停止します。
  4. インストーラを実行し、[CA Identity Manager Server]を選択します。

    必ず JBoss の設定と一致するポート番号を指定してください。 デフォルトでは、ポート 1099 および 8080 が使用されます。 ただし、システム上の他のアプリケーションがこれらのポートを使用すると、競合が発生します。 たとえば、Oracle は、デフォルトではポート 8080 で XDB サービスを開始します。 その場合は、別のポートを使用するように JBoss またはもう一方のアプリケーションを設定してください。

    JBoss 画面に JBoss ホーム ディレクトリとシステムの URL およびポートが表示されます。

  5. SiteMinder がローカル システムにある場合は、[Extensions for SiteMinder]を選択します。 SiteMinder がリモート システムにある場合は、[Existing SiteMinder Policy Server]を選択します。

プロビジョニング ディレクトリをインストールする方法

  1. ローカル管理者(Windows の場合)またはルート(Solaris の場合)としてシステムにログインします。
  2. システムに CA Directory がすでにインストールされていることを確認します。
  3. インストーラを実行して、CA Identity Manager Provisioning Directory Initialization]を選択します。

    展開サイズに関する質問に答えます。

  4. 将来の成長の余地を残しながら、以下のガイドラインに従います。

プロビジョニング サーバをインストールする方法

  1. ローカル管理者(Windows の場合)またはルート(Solaris の場合)としてシステムにログインします。
  2. CA Directory がすでにインストールされており、リモートのプロビジョニング ディレクトリ の詳細情報があることを確認します。
  3. インストーラを実行し、[CA Identity Manager Provisioning Server]を選択します。