ワークフロー › WorkPoint メソッドの使用方法 › ワークフロー サーバによるアクティビティの完了

ワークフロー サーバによるアクティビティの完了

手動アクティビティは、そこから導かれる 2 つ以上の条件移行と共に、Designer ウィンドウに表示されます。

それぞれの条件移行には、スクリプトが関連付けられています。 参加者がアクティビティを完了すると、各スクリプトがアクティビティ結果を評価します。 これらの評価の結果によって、プロセス フローの方向が決まります。

以下の図に、Designer の［ユーザの作成を承認］アクティビティと、CA Identity Manager でそれに対応する同一名の承認タスクを示します。

アクティビティ参加者（または承認者）が CA Identity Manager で［承認］または［拒否］ボタンをクリックすると、以下のことが行われます。

1. プロセス ジョブ インスタンスの［ユーザ作成を承認］アクティビティが終了します。 条件移行と関連付けられた各スクリプトは、アクティビティの結果を評価します。
2. どの条件移行の評価が true かに基づいて、ジョブ インスタンスを続行します。
   • アクティビティが承認された場合は、IM WorkItem Approved スクリプトから true が返されます。 ワークフローは IM WorkItem Approved 移行を次のノードに渡します。 この自動アクティビティ IM Approve は、CA Identity Manager にユーザ作成タスクを実行するよう通知します。
   • アクティビティが拒否された場合は、IM WorkItem Rejected スクリプトから true が返されます。 ワークフローは IM WorkItem Rejected 移行を次のノードに渡します。 この自動アクティビティ IM Reject は、CA Identity Manager にユーザ作成タスクをキャンセルするよう通知します。