前のトピック: CA Identity Manager モバイル アプリケーション次のトピック: モバイル アプリケーションのサポート用に CA Identity Manager を設定する方法


実装プロセスのしくみ

モバイル アプリケーションのセットアップには、3 種類のユーザが関係しています。 以下の図は、これらのユーザの種類と、実行するタスクを示しています。

実装プロセスには、さまざまなユーザが参加します

エンド ユーザがモバイル アプリケーションで CA Identity Manager を使用できるようにするには、以下を行います。

  1. システム管理者は、環境内のモバイル アプリケーション用サポートを以下のように設定します。

    設定には、以下のアクティビティが含まれます。

    また、システム管理者は、モバイル ユーザがアクセスできる、ブランド、URL、および機能も設定します。

  2. ヘルプ デスク技術者などの管理者は該当するエンド ユーザをユーザ コンソールで登録します。

    登録処理を行うと、ユーザのアクティベーション コードがトリガされ、コードと登録方法を指示する電子メールが各ユーザに自動的に送信されます。

  3. エンド ユーザは、電子メールに示された指示とコードを使用して、モバイル アプリケーションを Apple ストアからダウンロードし、スマートフォンやタブレットなどのデバイスを登録します。

    エンド ユーザは、モバイル アプリケーションを使用して CA Identity Manager の機能にアクセスできます。

    : [パスワードの変更が必要]オプションがユーザ作成中に選択された場合、モバイル アプリケーション ユーザはアクティベーションを完了できません。

アプリケーション設定の仕組み

モバイル アプリケーションは CA Identity Manager サーバ設定 API からその設定を取得します。 モバイル アプリケーションがまずインストールされ、設定がダウンロードされていない場合、アプリケーションはユーザにユーザ名とパスワードの入力を促し、それらの認証情報を使用して、ユーザ登録電子メールで提供されるリンクから定義された設定をダウンロードします。

設定の初回ダウンロード後、アプリケーションが起動されるたびに、その設定バージョンが CA Identity Manager サーバで利用可能な最新バージョンと比較されます。 設定バージョン確認 API は、新しいバージョンが利用可能かどうか検出するために使用されます。

ユーザ登録の仕組み

モバイル アプリケーションへアクセスするユーザはそれぞれ、CA Identity Manager 内でアクセスをリクエストする必要があります。 アクセスが承認されると、ユーザはアクセスが許可されたことを示すアクティベーション コードで更新されます。 モバイル アプリケーション設定メンバ ポリシーおよびその基礎となる Web サービス メンバ ポリシーは、アクセスをリクエストするモバイル ユーザに対して定義されるいかなる基準でも満たす必要があります。 最低でも、[登録済み]の %ACTCODE% 値または「0」より大きな値を定義する必要があります。

ユーザのモバイル アクセスが削除されると、CA Identity Manager サーバはアクティベーション属性をリセットし、モバイル アプリケーションへのユーザ アクセスを阻止します。